ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

短い秋の中で

2010-10-27 | 自然・生きもの

いきなりグッと気温が下がった。
メリハリってこういうところでつけられると困るね。

秋をろくに感じられないまま、冬を迎えるんだろうか。
年々秋らしい秋が短くなっているように思える。夏が尾を引いて、突如として冬が来るパターン。
上着1枚でアウトドアが楽しめる秋は大好きなんだけどな。

先日、実家の両親と自然公園を散策してきた。
父親はだいぶ歩くペースが落ちたなーと思う。元気だからいいんだけど。
そして、生きものへの興味は相変わらずで、メモを片手に植物の名前などをふいに聞いてくる。
聞かれる私は気を抜けない。父はしっかりメモするので適当な答えはできないのだ(笑)

頭上2mくらいの位置に、ヤマノイモのムカゴ大量発見!
おいしそうだけどちょっと手が届かなかった…





ミゾソバの花は満開。
やや暗い場所で今ひとつうまく撮れていないけど。




他には、ツリフネソウ、ヤマジノホトトギス、キツネノマゴ、ミズヒキ、ベニバナボロギク、タイアザミ、ヌスビトハギなど…
夏と秋がごっちゃになったお花見となりました。

途中の池で見たカワセミの若鳥がかわいかったなぁ。


※ミニ告知※
今週金曜日の「スタジオパークからこんにちは」のゲストはスカパラです。


3羽

2010-10-19 | 自然・生きもの

先日の称名寺の庭園で出会ったサギの親子。

同じ木の下のほうにいる子どもを守っているかのように、目立つところで人間の注意を自分に寄せている親鳥。


…と思っていたら、ちがった。

下のほうでぼんやりしている子どもは、ゴイサギと思われる幼鳥。





上にいる成鳥はアオサギ。





そして、少し離れた場所にゴイサギの成鳥はいた。





なんだか不思議な位置関係がちょっと気になったのでした。


途中“まちがい”下車の旅

2010-10-18 | ふらっとお出かけ

気持ちのいい秋晴れと、フリーな休みの日が重なった。
3ヶ月ほど日本を離れていた同居人びおごん氏と、久しぶりの遠出街ぶらを決行。
といっても、目的地が今ひとつ定まらないまま出発し、とりあえず横浜で昼ご飯。

「鎌倉方面にでもバスで行ってみるか」
てなわけで、赤い電車に乗って、とある駅へ。
しかし! 私の記憶間違いで1つ手前で下車してしまった。

降りたかった駅は「金沢八景」
降りちまった駅は「金沢文庫」

普通なら電車に乗りなおすところを「まぁ、鎌倉じゃなくてもいいか」ということになり…
アバウト過ぎる? 私は結構やるのだけどね。
で、駅の案内地図を見ていたら、気になる寺を発見したのでそこを目指して歩くことにした。

称名寺

この寺は、鎌倉時代に北条実時が別荘として住んでいたところ。
隣接している県立金沢文庫は、実時の書籍蔵だったという。
住宅街の中に突然あらわれる参道を入ると、立派な仁王門にたどり着いた。


そしてその先には、こんな景色が…
ここは3つの小さな山に囲まれているので、まわりの住宅地が中からまったく見えず、まるで時代を超えた異空間のようだ。



庭園から登れる金沢山(きんたくさんと読むんだって!)の展望広場からは、金沢の街どころか海の方までよく見えるらしい。
ハイキング気分で登れるところとはいえ、この日は山林に入る格好and装備じゃなかったので、冬にもう一度来て、双眼鏡も持って、ゆっくり登ることにした。

アオサギ親子の観察などもしていたら、あっという間に時間が経った。
寺を出て、潮の香りのする方向へフラフラと歩き、海の公園まで。
このあと、これまた初乗車のシーサードラインで横浜方面まで戻りました。

駅を間違えなければ行かなかった場所。
こういう無計画は楽しいねぇ♪

← 海の向こうの八景島シーパラダイス


2010年のFISHMANSの音

2010-10-11 | ライブ(音楽)

空中キャンプ presents "すばらしくて NICE CHOICE vol.10 in JAPAN"

出演アーティスト
otouta/Hicksville/So many tears(茂木欣一/柏原譲/加藤隆志)/
Special Session Band

2010/10/9 渋谷CLUB QUATTRO


韓国の熱烈なFISHMANSファンのイベントで3月に初めて現地へ行った譲クンが、向こうのファンの強い思いに打たれて、日本の仲間に声掛けして実現した今回のライブ。
"…vol.10"といっても、日本では初の企画なのだ。
会場にはぎっしりの観客。FISHMANSの根強い人気に感謝。

個人的事情や想いがあるので、感想は少しだけ。

未知数で気になっていたSo many tears。
80'Sロックにトランスを掛け合わせたような楽曲。懐かしいようででも新鮮で。
演奏する彼らはなんだか楽しそうで、あとで聞いたら学生時代くらいのノリだったようです。
3人とは思えない音の出し方には迫力があって、なかなかカッコよかったね。
これからどう進化していくのかが楽しみ。

Special Session Bandでは、FISHMANSのナンバーをボーカルを代えながら8曲。
演奏は予定外だったという「ナイトクルージング」では、つい涙腺がゆるんでしまった。
そしてこれも予定外だった客電がついてからのアンコールは、とてもあたたかくていいものだった。
長時間のオールスタンディングは腰にキタけど、観られてよかったよ。


メモとしてSpecial Session Bandのセットリストを。カッコ内はボーカル。

01.SEASON(茂木欣一)
02.BABY BLUE(大野恭子)
03.ひこうき(小暮伸也)
04.ナイトクルージング(小暮伸也、茂木欣一)
05.100ミリちょっとの(真城めぐみ)
06.すばらしくてNICE CHOICE(泉水政輝)
07.感謝(驚)(蔡忠浩)
08.いかれたBaby(全員)

-ENCORE-
エヴリデイ・エヴリナイト(茂木欣一)

p.s
渋谷のクワトロは記憶がないほどずっと前に来たっきり。
分煙されて広くなった4Fエントランスはよかったけど、5F本会場の太い真ん中の柱はそのままで、相変わらずの死角をつくっていました。
ワンドリンクのチケットが真四角なものになっていて寂しかったぞ。

←思い出の昔のワンドリンクチケット。
裏側。


うさこちゃんがいっぱい

2010-10-03 | アート鑑賞

1955年に誕生したうさこちゃん(ミッフィー)。
その55歳の誕生記念展覧会が日本各地をまわっていて、現在は横浜にて開催中。
朝日新聞の読者抽選でチケットをget! 行ってきました。

ゴーゴーミッフィー展
横浜そごう美術館

会場はミッフィーでいっぱい。
入口付近でエンドレスで流れる歌だけはちょっと耳に障ったな。
ま、ちびっこ向けというのもあるから仕方ないか。

作者であるディック・ブルーナ氏はオランダのグラフィック・デザイナー。
彼のものすごい数の原画が並んでいた。
下書きや、採用しなかった作品なども含めて200点以上だそうだ。
絵本ができるまでの制作過程が興味深く、作品に対する情熱が伝わってくる。
単純な線とポップな色づけでできあがり♪ …なんていう簡単なものではないことがよくわかるのだ。

ブルーナ氏のミッフィー以外の作品も見ることができたのがさらにうれしかった。
昔のマッチ箱のイラスト・家具店のちらし・ペーパーバック(本)の装丁など、デザイナーとしての作品も素敵だったけど、個人的には、プライベートで描かれたバースデーカレンダーがとてもかわいくてよかったな。

会場出口では、ファンには危険な(笑)オリジナルグッズ販売コーナー。
勢いあまる気持ちを抑えるのに苦労しながら、ガーゼハンカチと、絵本「うさこちゃんとうみ」の表紙のリングメモと、記念版クリアフォルダーなどを購入。

今回私は、ミッフィーというよりも彼のイラストたちが好きなことをあらためて実感した。
その昔、どこかの洋書フェアで偶然購入した「ディック・ブルーナのpicture word book」
帰宅後、このお気に入り本を久しぶりに開いてしばらく浸ってしまいました。