ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

身近な春たち

2016-04-17 | 自然・生きもの

仕事先では、ナンダカンダあって気持ちが落ち着かないこの頃。
家庭内では、頭と時間を使う用事が重なってイレギュラーモード(笑)
テニススクールも、最近ちょっと…いろいろ物足りないんだよね。

そんなときには、自然散策で気分転換♪
自宅から遠くない場所での春めぐり。
実家の両親と、雑木林に囲まれた谷戸田が広がる場所をゆっくり歩いたり、
同居人びおごん氏とは、大好きなトウダイグサをスクーターで見に行ったり。

季節は春から初夏へ向かっていました。

写真は順番に、トウダイグサ、レンゲソウ、タチツボスミレ。かわいい花たちだ。

 


ごめん、映画のほうを観たくなった 四季版WSS感想

2016-04-09 | ライブ(芝居など)

この作品、以前観たのはいつだっけ?
…と思ってチケットファイルを調べたら、95年の日生劇場だった。21年前!
トニーは石丸幹二さん、マリアは堀内敬子さんだったと思う。
でも、あのときは仕事半分だったのと、演出もほとんど忘れてるので、新鮮な気持ちで観られた。


劇団四季ミュージカル「ウェストサイド物語」
2016/4/2 昼 四季劇場[秋]

<メインキャスト>

リフ 上川 一哉
トニー 神永 東吾
マリア 山本 沙衣
アニタ 相原 茜
ベルナルド 萩原 隆匡
チノ 林 晃平


舞台は1950年代のニューヨーク。
ポーランド系アメリカ人とプエルトリコ移民の若者たちの対立と、その抗争の犠牲になる男女の悲しい恋の話。
エネルギーに満ちたダンスと、レナード・バーンスタインの曲が魅力的な作品なんだけど、現代にもつながるさまざまな差別などの社会問題を描いているので、内容は重い。

感想としては「なんか健康的だな」というのが正直なところ。
ダンスとか素晴らしくて見事なんだけど、なんだろう、あまり胸に迫ってくるものがなかった。
21年前も同じような印象だったっけ? うーん…
自分が10代のときにTVで観た映画版「ウェストサイドストーリー」と比べてはいけないんだろうけど、社会から見捨てられた彼らの内面の熱い想いが、この舞台では今ひとつ感じられなかったんだよね。

そんな中でも「すごいな、いいな」と思ったものメモ

--------

・生オケだった!やっぱり生演奏でのミュージカルはうれしい
・神永トニーと山本マリアの歌のうまさ(セリフはたまに「?」だったけど、歌はよかった)
・難しい役どころのアニタをきっちり演じた相原さん
・圧巻だった体育館のダンス合戦。Mambo! 
・名曲Tonightの五重奏の演出の美しさ

--------

観劇後は新橋へ。
一緒に観劇した友人と、"あの店"の"ビストロ"しかも"はなれ"で4時台から乾杯♪
おいしかったなー。もう少しゆっくりしたかったなー。


「奇跡」の意味を知った夜 佐野元春35th東京公演

2016-04-01 | ライブ(音楽)

デビュー35周年のホールツアーのラスト、2日間の東京公演。
その1日めに行ってきた。
この会場の2階席は、視界最高で音も非常にクリアなのに、何か遠く感じたなぁ。
それでも踊りまくってシャウトしてきましたが。


佐野元春 & THE COYOTE GRAND ROCKESTRA
佐野元春35周年アニバーサリー・ツアー

2016/3/26 東京国際フォーラム ホールA


演奏曲と構成は、ほぼ昨年12月の横浜公演と一緒。
以下、個人的メモ。

----------

わかっていてもうれしいオープニングの「シュガータイム」
学生時代、ラジオで初めてこの曲を聴いたときの「これ好き、これすごい好き!」と興奮した思い出がグルグルするのだ。

「La Vita e Bella」のイントロのとき、元春が手を細かくたたくやつ、やっぱりいいね。

最新アルバム「Blood Moon」からの4曲は、今の元春が色濃く出ていた。
そして、ライブで聴いてますます好きになった「バイ・ザ・シー」と「私の太陽」

「レインボー・イン・マイ・ソウル」の優しい照明に心が和み、同じアルバムの「誰かが君のドアを叩いている」へ続く流れ、これは横浜ではなかったバージョン。

♪かぞ~えきれないイタミのキス 星くずみたいに降ってくる~♪
って、ほんとうにキラキラ銀と金の星が降ってきた!
ライブの最後のほうは、風船まで降ってきた。
元春のライブでは珍しい演出。

爆笑MC。
「僕がデビューした頃、コンサートには制服の女の子、男の子は坊主頭もいた。今は、女の人はきれいになって…お化粧が上手くなって、男の人はスーツで、頭は…(ちがう意味で坊主というジェスチャー)

----------

今回も、泣けてきそうな「奇跡」という言葉をMCでいただいて、胸が熱くなった。
「35年とか60歳とか数字は関係ない」って本人は言っていたけど、その区切りのライブを体験できてよかったと思う。とてもいい時間だった。

演奏曲目(収録アルバム発売の年)

01.シュガータイム (1982)
02.優しい闇 (2015)
03.ジュジュ (1989)
04 VISITORS (1984)
05.カム・シャイニング (1984)
06.ワイルド・ハーツ -冒険者たち (1986)
07.バルセロナの夜 (1981)
08.すべてがうまくはいかなくても (1996)
09.ポーラスタア (2013)
10.君をさがしている (1981)
11.希望 (2004)
12.境界線 (2015)
13.La Vita e Bella (2013)
14.バイ・ザ・シー (2015)
15.紅い月 (2015)
16.私の太陽 (2015)
17.東京スカイライン (2015)
18.ボヘミアン・グレイブヤード (1992)
19.レインボー・イン・マイ・ソウル (1992)
20.誰かが君のドアを叩いている (1992)
21.ヤング・フォーエバー (1997)
22.星の下 路の上 (2007)
23.世界は慈悲を待っている (2013)
24.ジャスミンガール (1990)
25.ヤングブラッズ (1986)
26.約束の橋 (1989)
27.サムデイ (1982)
28.ロックンロール・ナイト (1982)
29.ニューエイジ (1984)
30.アンジェリーナ (1980)
Encore
31.スターダストキッズ (1982)
32.ダウンタウン・ボーイ (1981)
33.グッドバイから始めよう (1983)
34.国のための準備 (2004)
35.悲しきレィディオ (1981)

有楽町のあちこちの飲食店が、ライブ帰りのお客さんのために元春ナンバーをBGMで流していた。
そのうちの一軒で打ち上げしました♪