ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

八ヶ岳の見えるところまで

2011-09-30 | ふらっとお出かけ

9月のおわりに同居人びおごん氏と行ってきた八ヶ岳方面。
久しぶりの車での遠出でした。
日帰りだけどね。

蕎麦食べて、ソフトクリーム食べて、高原の風に吹かれて深呼吸。
青空を旋回するグライダーを見たり、冷やかしで買い物したり、のんびりしたな~。

 山地の秋の植物を見ながら散歩もした。

マツムシソウの花の蜜を吸うミドリヒョウモンのメス(…だと思う)

 

 

 

 

 



紫色のノビル? ではなく、ヤマラッキョウ。なんともおいしそうな名前だ。

 

 

 

 

 

 

夏からちょっと気になっていた愛車の小さな不具合。今回のドライブであっさり消えた。
車検終えてからは短めの街乗りばかりで、単に走り足りなかっただけだったか?

心身ともにちょっとうまくいかないことが続いていた9月。
他にも、家の前の水道管に亀裂入って工事とか、強烈な台風とか…ちょっと引きこもり気味になっていたのでいい切り替えができた。
気持ちいい秋を楽しまなくてはね!


フレデリック・バック展へ

2011-09-10 | アート鑑賞

ジブリが、この人の作品に影響を受けたというのがよくわかったぞ。

木を植えた男。フレデリック・バック展
東京都現代美術館


詳細→ http://www.ntv.co.jp/fredericback/index.html

冒頭、9枚のスクリーンで上映される「木を植えた男」は、CGではない心温まる優しいタッチの手描きのアニメーションである。
(2万枚のセルを1人で描いたということを後で知ってびっくり!)
タイトルこそ知っていたけど、観たことがなかったのでどっぷり浸かる。
30分弱の作品には深いメッセージがあり、静かに感動。
ただ、ゆるゆると移動しながらの鑑賞スタイルは、かーなーり首が疲れたね。

そのあとからが、展覧会本編って感じで。

いや~…とにかく作品が盛りだくさんで、2歳のときの絵まであって笑った。

祖国フランスでの風景画は、ほとんどが映画の1シーンのような構図。
この頃に描いた人物や身近なもののスケッチは、リアルなのにどこか親しみを感じるものばかり。ときどき小さなユーモアも入っていたりして。

カナダに移ってから仕事として描く作品は、いろんな表現があってますます引きこまれた。
個人的には、切り絵がとてもよかった。
ストーリー制作やレイアウトのセンスも見事。ほんと、器用な人ですね。

ほとんどの作品に共通すると思われる「生命の素晴らしさ」というテーマ。
素直に心に入ってくるので、いいなーと思った。

見ごたえのある展覧会で、11時頃に入ったのにとっくに1時をまわってお腹グーグー。
入口そばのアジアンカフェにて、パクチーたっぷりのフォーを食べて満たしたのであった。