2週間前になるが、鎌倉をぶらっとしてきた。
早春の花盛りは過ぎ、有名なあじさいには早い。
でもこの時期、初夏の明るい緑がとても気持ちいいのだ。
自宅から電車で北鎌倉駅までは、同居人びおごん氏と一緒だった。
最近、すっかり低山歩きに夢中の彼は、「じゃ、2時間半後に瑞泉寺で会おう」
と、嬉々として天園ハイキングコースへ。
私は、建長寺→鶴岡八幡宮→荏柄天神社→鎌倉宮をめぐるコースにした。
写真は建長寺の三門(山門)。
大きい。カッコいい。そしてとても厳か。
建長寺は、日本最古の禅寺で鎌倉五山の一位。
何度もお寺の前を通っていながら、入るのは初めてだったんだよね。
このあたりは、昔は処刑場で地蔵堂があったとのこと。
その流れで、ご本尊は地蔵菩薩。なんとも優しい穏やかな顔立ちでした。
今回は、1年前に亡くなってしまった友だちを想う散策も兼ねていた。
鎌倉宮は、彼女が入院したときに身代り御守を買いに来たところ。
ここの境内はいつも静かで、どこか優しい感じが好き。
ゆっくり歩いて彼女との思い出に少し浸った。
ここの身代わり御守はカエルがついていてかわいいのです。これは私の。
昼過ぎ、瑞泉寺で腕を日焼けさせた山男びおごん氏と再会し、近くの店「もみじや」で昼食。
つるっとした蕎麦がおいしかった。
お店の人も温かくて素敵だったな。
小町通りを冷やかして、混まないうちに江ノ電経由で地元に戻った私たち。
「夜7時までビール半額」の看板の店で、半ひとり旅な鎌倉歩き第二弾をどうするかで盛り上がったのでありました。
← これは、鶴岡八幡宮近くの和菓子屋で買ったどら焼きandトラ焼き。
手のひらに収まっちゃう半分サイズっていうのが楽しいね。