ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

ななななはちはち八王子っ! スカパラライブへ

2011-12-31 | ライブ(音楽)

いつものオープニングかと思いきや雰囲気のちがうBGMが流れる。
幕が開いたら、カッコつけた男9人というスタイルは変わらずだったけどね。

東京スカパラダイスオーケストラ Discover Japan Tour“FINAL”
2011/12/27 八王子オリンパスホール

ライブの流れは、テーマがあるというよりは、アラカルトな内容だったと思う。
今までの作品からいろんなタイプの曲が「これどうでしょう?お次はこれです」って感じに出てきて、楽しませてくれるスタイル。
行ったことのない町をまわる今回のツアーを考えてのメニューだったのかな。
初見ファンのための川上さんのスカ講座から始まるジョン・レノンの「starting over」や、
ポカリスエットのCM曲での、会場仲良し作戦的なノリなど、
「とにかく楽しんでいってね♪」という仕掛けが彼ららしかった。

個人的なお気に入りは、
スカパラ自身が演奏した「I SPY」
いつもオープニングのバックで流れる曲、カッコいいなぁと思っていたのだが、それを生でおしゃれなアレンジで聴かせてもらった。
ドラマティックな展開になる「水琴窟」も美しく、非常に心に残ったなぁ。

ファイナルということで、ダブルアンコールでおまけつき。
メンバーたちも予想越えの盛り上がりだったようです。


最後にホールの感想。
ある意味話題の「オリンパス」という名のついたこのハコ、できてまだ1年も経っていないのでとにかくきれい。
2000人収容のホールだけど、客席と舞台がすごく近く感じてよかった。
どことなく配慮が足りない造りの入口とロビーは残念賞。そのあたりは市民会館だから…?
音は優しい感じに響く気がしたので、機会があればジャズやクラシックで聴いてみたいね。


「初日なので何時間やるかわかりましぇーん」 本田雅人ライブ感想

2011-12-22 | ライブ(音楽)

チケットはSOLD OUTだったそうで。すごい人気だ♪

MASATO HONDA BAND ~Year End Special Live Tour~
2011/12/18 STB139スイートベイジル

本田雅人(sax) 梶原順(g) 白井アキト(key) 櫻井哲夫(b) 則竹裕之(ds)


毎年恒例の年末ライブ。
いつもここSTBだけだったのが、今年はミニツアーで数か所まわるとのことで、この日は初日。
とにかく盛りだくさんの内容。おなかいっぱい、大満足でした。


真っ赤なEWIで聴かせてくれた「Condolence」では、白井クンのキーボードがやたらよかった。
なんか彼、表現力がぐっと増した気がする。

1人ぼっちのコーナーでは歌を披露。
「流行りの咳の病になって、楽器吹くのは平気なんだけど歌うのはしんどいんです」
「僕は英語はやらない主義なんです」
という話をした後に「White Christmasマイコプラズマバージョン」をしっかり歌いきった。
つらいことに挑戦するのがつくづく好きな人だなーと。

アルバムの7曲めばかりを繋げた“7曲めメドレー”
作った本人いわく「あまり演らないやつばかり」
そして、他のメンバーの楽譜の長いこと!
白井クンはセロテープで何枚もつなげてあるし、梶原さんは弾きながらどんどん下に落としていくスタイル。櫻井さんは目が何だか怖いし(笑)
本田クンは曲ごとに、EWI、フルート、アルト、バリトンを駆使して、忙しいのなんの。
内容は、聴きごたえ充分の19分(本人談)で9曲(たぶん)。
メンバーは皆「終わった~」って顔していたね。

ベースとドラムが思い切り暴れた「Bad Moon」
それぞれのソロが素晴らしかった。

個人的なピカイチは「サックスのためのソナタ第18番(おはこ)」
以前、SAX TRIANGLEのライブに行ったとき、3人のサックス吹きの迫力あるスピード演奏に感動したこの曲。
今回はなんと、ソプラノ、アルト、テナーの3つを本田クン1人で吹き分けた。すごすぎる!
梶原さんは、忙しく動く彼を笑いながら演奏していたっけ。

熱くなった会場は、しっとりした2曲のアンコールで閉じられた。
トイレタイムという名の長すぎるMCも含め、約3時間。
濃いライブでありました。


見上げた空に

2011-12-11 | 自然・生きもの

昨夜は、寒空の皆既月食。

我が家では、同居人のびおごん氏が完全防備のいでたちで、デジカメに望遠レンズと三脚をセットして何度かベランダに出て撮影していた。
私は8倍の双眼鏡で、コーラ色の影に透ける月を少しだけ観察。
その神秘的な姿に感動しながらも、風呂上がりの身にはちょっと堪えたな。

下の写真は、同じ日の昼間。
青空と雲のコントラストがとてもきれいで見上げていたら、ふいに雲の中に虹が出たのだ。
「おーっ!」と声をあげながらメモ用のカメラを出して、露出を気にしながらシャッター切っているうちに虹は消えてしまった。
この間、1分もあったかなぁ…
皆既月食は、ゆっくり楽しむことができる(しかも予想されていた)ショーだったけど、こちらは一瞬。
そんな瞬間の空に立ち会えて、とても得した気分だった。