初めてこの作品を観たときのことをちょっと思い出した。
それくらい新鮮なCFYを味わったってことかな。
劇団四季ミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」
2011/4/24 パルテノン多摩
<メインキャスト>
ボビー・チャイルド 松島勇気
ポリー・ベーカー 秋 夢子
ランク・ホーキンス 志村 要
アイリーン・ロス 増本 藍
ベラ・ザングラー 広瀬 彰勇
エベレット・ベーカー 石波 善人
ボビーの母 斉藤 昭子
新ボビー誕生!!
いや~グッと若返りましたな。
松島クン、ダンス上手い。
ただ、初のCFYでちょっと硬くなっていたのか、ステップがやや速かったり、バランス崩しかけたところも…
そうそう、「Shall We Dance?」の流れ星バックのキスシーンが、異常に短くて笑っちゃった。
でも期待大!
表情とかすごくいいし、全国公演で場数踏んだら魅力的なボビーになりそう。
個人的には敬二さんのボビーが大好きで忘れられないんだけど、やっぱり若いコががんばってくれないと。ね♪
そのほかのキャストメモ。
秋ポリーは、相模原公演のときからちょっと変化あり。
セリフの間の取り方が…というか、全体的にゆっくり話すようになったみたい。
そのせいで(?)ちゃんと田舎娘っぽくなってきた。
大好きな広瀬ザングラー。
これが最後だろうな、としっかり目に焼き付けました。
ボビーの母、斉藤さんに戻る。
妙な安心感(笑)
ムース役に、はじめましての白倉さん。
うーん…ムースにしてはカッコよすぎた。もう少し鈍くさい感じ希望。
「I got rhythm」のシーンで、屋根で踊る1人の靴から金属のタップ板が飛んだり、2幕の椅子バリケードから降りるところで旗に手が触れて落とすかと思ったり、幕の下りるタイミングが早かったり、ハラハラさせられることも多かった今回の公演。
でもいちばん驚いたのは、会場の雰囲気だった。
再演のたびにこの作品を何回も観てきたけど、こんなに盛り上がったのを経験したのは初めて。
いたるシーンでドッカンドッカンと笑いが起き、カーテンコールは長く熱く、ワーとかキャーとかの声もあがるほど。
全国公演ってことで初CFY体験の人が結構いたことと、松島クンの応援が多かったのが理由かな。
4月上旬に予定されていた東北地方での公演が震災で上演できなくなって、カンパニー側もいろんな想いがあったと思う。
でも、多摩でこんなに盛り上がったからね。これからの全国行脚、同じようにたくさんの人をHAPPYにさせてほしい。
ちょっと特別な観劇になりました。