ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

僕ほどの男は♪めったにいない~♪ CFY多摩感想

2011-04-26 | ライブ(芝居など)

初めてこの作品を観たときのことをちょっと思い出した。
それくらい新鮮なCFYを味わったってことかな。


劇団四季ミュージカル「クレイジー・フォー・ユー」
2011/4/24 パルテノン多摩

<メインキャスト>
ボビー・チャイルド 松島勇気
ポリー・ベーカー 秋 夢子
ランク・ホーキンス 志村 要
アイリーン・ロス 増本 藍
ベラ・ザングラー 広瀬 彰勇
エベレット・ベーカー 石波 善人
ボビーの母 斉藤 昭子


新ボビー誕生!!
いや~グッと若返りましたな。
松島クン、ダンス上手い。
ただ、初のCFYでちょっと硬くなっていたのか、ステップがやや速かったり、バランス崩しかけたところも…
そうそう、「Shall We Dance?」の流れ星バックのキスシーンが、異常に短くて笑っちゃった。
でも期待大!
表情とかすごくいいし、全国公演で場数踏んだら魅力的なボビーになりそう。
個人的には敬二さんのボビーが大好きで忘れられないんだけど、やっぱり若いコががんばってくれないと。ね♪

そのほかのキャストメモ。

秋ポリーは、相模原公演のときからちょっと変化あり。
セリフの間の取り方が…というか、全体的にゆっくり話すようになったみたい。
そのせいで(?)ちゃんと田舎娘っぽくなってきた。

大好きな広瀬ザングラー。
これが最後だろうな、としっかり目に焼き付けました。

ボビーの母、斉藤さんに戻る。
妙な安心感(笑)

ムース役に、はじめましての白倉さん。
うーん…ムースにしてはカッコよすぎた。もう少し鈍くさい感じ希望。


「I got rhythm」のシーンで、屋根で踊る1人の靴から金属のタップ板が飛んだり、2幕の椅子バリケードから降りるところで旗に手が触れて落とすかと思ったり、幕の下りるタイミングが早かったり、ハラハラさせられることも多かった今回の公演。
でもいちばん驚いたのは、会場の雰囲気だった。
再演のたびにこの作品を何回も観てきたけど、こんなに盛り上がったのを経験したのは初めて。
いたるシーンでドッカンドッカンと笑いが起き、カーテンコールは長く熱く、ワーとかキャーとかの声もあがるほど。
全国公演ってことで初CFY体験の人が結構いたことと、松島クンの応援が多かったのが理由かな。

4月上旬に予定されていた東北地方での公演が震災で上演できなくなって、カンパニー側もいろんな想いがあったと思う。
でも、多摩でこんなに盛り上がったからね。これからの全国行脚、同じようにたくさんの人をHAPPYにさせてほしい。
ちょっと特別な観劇になりました。


今年の桜

2011-04-14 | ふらっとお出かけ

我が家の花見は毎年恒例で、近所の川沿い散策である。
9日の日曜日に出かけたのだが、川沿いの歩道は人でいっぱいだった。
震災の影響でにぎやかな桜まつりは中止になっていたけれど、木にしてみればイベントの有る無しは関係ない。
寒くて少し長めの冬を経験した今年の桜たちは、一気に開き、私たちの心にも咲いてくれているかのように思えた。
うーん…春の花といえば、桜 < 野の花という私でも、ここまで桜を愛おしく思うことがあるんだな。

さて、そんなこんなで花見散歩を満喫。
たいていは、川を離れてもそのままぶらぶら歩いて、夕方からどこかの店でビールを飲むことになる。
はい、今年も例外ではなく♪


「聴きたいなら会場に来い!」 トリオ・リベルタ10周年記念ライブ

2011-04-09 | ライブ(音楽)

10年前、父親の参加していた合唱団の先生の紹介で初めて行った彼らのライブ。
当時は「ピアソラナイト」という名前で開催されて、演奏曲はアストル・ピアソラの作品だけだった。
ピアソラの曲といえば、サントリーローヤルのCM(演奏byヨーヨー・マ)くらいしか知らなかった私が、彼らの独特な演奏スタイルに魅了されてファンとなり、もう10年も経つとは…驚きです。

トリオ・リベルタ
10thアニバーサリースペシャルライブ
2011/4/8 横浜みなとみらい大ホール

中岡太志(ピアノ)、石田泰尚(ヴァイオリン)、松原孝政(サックス)

オープニング。羽織袴で凛々しく登場した3人。
温かくどよめく会場(笑)
そして不意打ちの龍馬伝のテーマ曲。
「この格好はちょっと演奏しにくいんだけど、10周年ってことで」とのこと。ふふ、カッコよかったな。

1幕は、わりと有名なJAZZや映画音楽が中心。
2幕は、前半は古典タンゴ。後半は大得意のピアソラのナンバー。

何度も聴いている彼らの演奏だけど、そのたびに進化している気がする。
アレンジもそのたびに変わっているので、同じ曲でも新鮮なんだよね。
でも、今回のいちばんのびっくり!は、中岡クンの歌声。初めて聴いた。惚れた。

もうすぐCDが発売されるとのこと。どんな曲が入っているのかな~。
でも、本人たちは長くCD制作を拒んでいたらしい。「トリオ・リベルタはライブで聴いてほしいから」と。
そりゃそうだ。演奏はやっぱり生がいいからね。
でもね、ファンとして初CDはやっぱり楽しみなのだ。


震災からもうすぐ1か月。
気持ちが上向きになれないニュースは続いているし、東京地方でもいまだにほぼ毎日余震がある。
行く予定だったイベントは、ことごとく中止や延期になっていた。
それだけに、このライブをやってくれたことはとてもうれしかった。
素敵な時間をありがとう!とメンバーに言いたい。