場所は近場の新百合ヶ丘。非常に贅沢な顔ぶれなのにリーズナブル。Thanks川崎!
モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン・イン・かわさき2012
DAVID SANBORN
MASATO HONDA B.B.STATION Guest 守屋純子
2012/11/23 昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ
B.B.Stastionメンバー
本田雅人(sax)、ルイス・バジェ(tp)、高荒海(tp)、岡崎好朗(tp)、小林正弘(tp)
中川英二郎(tb)、片岡雄三(tb)、半田信英(tb)、山城純子(tb)
近藤和彦(A.sax)、吉田治(T.sax)、鈴木圭(T.sax)、鍬田修一(B.sax)
櫻井哲夫(b)、竹中俊二(g)、田中栄二(ds)
まずはB.B.Stationの登場。
「B.B.Stationのテーマ」でスタート。ワクワクして好きな曲だ。
いや~、音に厚みがあって気持ちいいっ。
中央に本田さん。すぐ後ろにリズム隊のドラム、ベース、ギター。上手側ひな壇に1列目サックス4人、2列目トロンボーン4人、3列目にトランペット4人が並ぶ。そして舞台下手側ピアノの守屋さん。
全8曲中、本田作品は3曲。(時間の都合で難曲1つをあきらめたらしい。何の曲だったんだろう、気になる気になる…)
正直ちょっと寂しかったけど、守屋さんの“前向き”作品2曲も素晴らしかったし、
「ルパン三世のテーマ」はビッグバンド向けのアレンジがカッコ良すぎて耳がハート。
私はこの本田ビッグバンドは初の生聴き。
1時間ちょいのステージは短かったけど、とても楽しかった。
そうそう。どのナンバーも見せ場のソロ演奏があると、ひな壇から奏者が前に出てきて吹くのだけど、やや狭い通路を楽器を持ってぬけてくるので、コケたりしないかちょっとドキドキだった。
あと、黒の決め決めのシャツを着た櫻井さんがウッドベースを弾くのを初めて観た。新鮮だったな。
***
休憩をはさんで、世界的なサックスの大御所D.サンボーン氏のライブ。
といっても、私は名前しか知らなかったんだけど。
舞台に出てきたときは体調の危うささえ感じる動きだったんだけど、演奏が始まったら、なんとも素晴らしい音色を奏でてくれた。
個人的には、ベースのリチャード・パターソンという人の表現力あふれた演奏がとても印象深かった。
ラストに差しかかる1曲で、本田さんを舞台に呼んでの共演。これは貴重だったかも。
本田さん、サンボーン氏とのサックスの掛け合いのときこそバリバリの演奏だったけど、あとはただもう笑顔笑顔笑顔。
緊張?それともうれしさとか遠慮だったのかな? おもしろかったです。