5月25日で、好きだった店が1つなくなった。
六本木のスイートベイジルSTB139。
駅からの近さ、ハコのサイズ、ちょいおしゃれでカジュアルな食事。
年に数回通った、お気に入りの空間だった。
設備点検のための長い休業かと思っていたら、どうやら完全閉店とのこと。
この地区の再開発など、いろんな事情もあるらしい。ものすごーーーく残念。
閉店3日前の、本田バンドのライブに行ってきました。
本田雅人「HONDA BAND LIVE」
2014/05/22 STB139 スイートベイジル
本田雅人(sax)、梶原順(g)、松本圭司(key)、川崎哲平(b)、則竹裕之(ds.)
注文したハートランドビールを口にしながら「ここも見納めか…」とちょっと感慨にふける。
ふと見回せば、ライブ前にスマホなどで写真撮っている客がたくさんいた。
みんなやっぱり…最後の思い出づくりかな。
ライブは、勢いのある「Smack Out」でスタート。
気のせいか、いつもよりボリュームが大きいような…?
これはSTBへのメンバーたちの想いの熱さか?
そして、タイトルはおぼろげながら、わりと王道という感じのナンバーが続いた。
休憩をはさんでからの二部が、さらに濃くて。
大好きな「君はエスパー」での、本田、梶原、松本のソロ合戦。最高♪
長いドラムソロからの、待ってました~「Condolence」
カッコ良すぎる本編しめくくりの「Megalith」
などなど。
チラッと時計を確認したら、えーっ!10時半だと?
かれこれ3時間か。長い(笑)
でも、アンコールも贅沢に3曲。
まさかここで?の「Traffic Jam」で、期待以上の松本さんのプレイに心が完全に持っていかれ、
「ちょうど娘が生まれた頃につくった」という2曲めでは、サックスとギターの美しさに聴き入り、
みんな大好き「Joy」で明るく元気に終了~。
とても楽しくてパワフルな内容でありました。
ゆっくり余韻に浸っていたいところだけど、すでに11時。ひゃー。
翌朝のことを考えると足早に駅に向かうわけで…
Thanks!STB!
ほんと、いいライブスペースだった。
梶原さんもMCのとき「このくらいの規模で、こういう雰囲気のところってないよね。残念だね」って言っていたもんね。
タイトルの「お金が余っている人~…」というのは、これを受けた本田さんのひとこと。
さて…今年は本田バンドの年末ライブは観られるのでしょうか?