ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

「お金があり余って仕方ない人、こういう場所、つくってよ」 本田バンド最後のSTB

2014-05-27 | ライブ(音楽)

5月25日で、好きだった店が1つなくなった。
六本木のスイートベイジルSTB139。
駅からの近さ、ハコのサイズ、ちょいおしゃれでカジュアルな食事。
年に数回通った、お気に入りの空間だった。

設備点検のための長い休業かと思っていたら、どうやら完全閉店とのこと。
この地区の再開発など、いろんな事情もあるらしい。ものすごーーーく残念。

閉店3日前の、本田バンドのライブに行ってきました。


本田雅人「HONDA BAND LIVE」
2014/05/22 STB139 スイートベイジル

本田雅人(sax)、梶原順(g)、松本圭司(key)、川崎哲平(b)、則竹裕之(ds.)


注文したハートランドビールを口にしながら「ここも見納めか…」とちょっと感慨にふける。
ふと見回せば、ライブ前にスマホなどで写真撮っている客がたくさんいた。
みんなやっぱり…最後の思い出づくりかな。

ライブは、勢いのある「Smack Out」でスタート。
気のせいか、いつもよりボリュームが大きいような…?
これはSTBへのメンバーたちの想いの熱さか?
そして、タイトルはおぼろげながら、わりと王道という感じのナンバーが続いた。

休憩をはさんでからの二部が、さらに濃くて。
大好きな「君はエスパー」での、本田、梶原、松本のソロ合戦。最高♪
長いドラムソロからの、待ってました~「Condolence」
カッコ良すぎる本編しめくくりの「Megalith」
などなど。

チラッと時計を確認したら、えーっ!10時半だと?
かれこれ3時間か。長い(笑)

でも、アンコールも贅沢に3曲。
まさかここで?の「Traffic Jam」で、期待以上の松本さんのプレイに心が完全に持っていかれ、
「ちょうど娘が生まれた頃につくった」という2曲めでは、サックスとギターの美しさに聴き入り、
みんな大好き「Joy」で明るく元気に終了~。

とても楽しくてパワフルな内容でありました。
ゆっくり余韻に浸っていたいところだけど、すでに11時。ひゃー。
翌朝のことを考えると足早に駅に向かうわけで…

Thanks!STB!
ほんと、いいライブスペースだった。

梶原さんもMCのとき「このくらいの規模で、こういう雰囲気のところってないよね。残念だね」って言っていたもんね。
タイトルの「お金が余っている人~…」というのは、これを受けた本田さんのひとこと。

さて…今年は本田バンドの年末ライブは観られるのでしょうか?


柿田川ドライブ

2014-05-19 | ふらっとお出かけ

美しい湧水群を見ることができる柿田川公園。
同居人びおごん氏の運転で、両親を誘って出かけてきた。
母の日も兼ねてます。ってことで(^o^;)

自分の昔のブログで調べたら、2010年の春に訪れていた。
→ http://ranaporosa.exblog.jp/13283798/
4年ぶりだね♪

柿田川は、富士山に降った雪解け水と雨が湧き出し流れているもの。
その湧水量は1日100万トン!
四万十川、長良川とともに日本三大清流にといわれている。
初めて来たときにその美しさは実感したけれど、今回も、木道から見る流れの清々しさに見入ってしまった。

流れる水の風景が大好きな自分には、ここは最上級のポイントの1つかもしれない。
ほんとにね、ここが近所だったら、毎朝でも散歩で来ちゃうと思うのよ。

第二展望台から見下ろす「湧き間」は深い青色。

初夏の心地いい気候は、まさに自然散策日和だった。
ふいに現れるカワトンボなどを観察し、最後は、とうふアイスをみんなで食べた。
日帰り圏内とはいえ、そうそう来られない場所なので、混んでいなかったこともありがたかった。
父や母もゆっくり楽しんでくれたみたいでよかったです。
また、行こうね。


フィギアスケートから古典タンゴまで トリオ・リベルタ2014春

2014-05-03 | ライブ(音楽)

ものすごく久しぶりに彼らのライブに行けてうれしかった♪


アルテリッカしんゆり2014 トリオ・リベルタ コンサート
2014/04/27 川崎市宮前市民館大ホール


石田くんの、繊細なのに大胆なバイオリン。
松原くんの、歌うようなサックス。
そして中岡くんの、ベースやドラムの役割までこなしてしまうピアノ(プラス歌声!)
音も、見た目も、その魅力、健在。

前半は、パリつながりの3曲に始まり、映画ナンバーなどが中心のプログラム。
しかし、なぜいつも私の涙腺を緩ませるような曲が多いかなぁ(笑)
さらに中岡くんのわかりやすい作品の背景説明がね、これがまたね、想像力をかきたてられるんだよ。
特に、初めて聴いた「エマニュエル」
なんともせつなくて美しかった。ぜひまた演奏してほしい。

後半は、タンゴ三昧。
ピアソラシリーズはやっぱり圧巻。
アンコールは「ムーンリバー」「ロミオとジュリエット」「鮫」
最後まで素晴らしかった。

今回は、両親も一緒でうれしかったな。
何せ、10年以上前にトリオ・リベルタを教えてくれた人たちだからね。
感謝、感謝なのであります。