ショルダーバッグにリングメモ のち ビール な雑記帳

空の下が好き。ちまちました生きものが好き。妄想できる時間が好き。それからそれから…

情熱は私も負けないっ 佐野元春ライブ at 横浜 感想

2012-12-20 | ライブ(音楽)

この日、横浜線の線路内にて2回の置き石事件発生。
しかもその石にぶつかった電車の1両めに乗っていて、結構な衝撃を経験。ちょっと怖かった。犯人許さぬ!
そのせいで電車は30分の遅れ。
仕事上がりで会場に向かっていたので、着いたのは開演時間ジャスト。
トイレを済ませるのがやっとで、ロビーのもろもろも見られず、空腹しのぎのおやつも食べられず、始まる前のワクワク感も味わえず…(涙

でもライブはすごくよかったもんね!

佐野元春&THE COYOTE BAND 2012-2013 WINTER TOUR
2012/12/14 神奈川県民大ホール

「アンジェリーナ」「スターダスト・キッズ」「ダウンタウンボーイ」
最初からこんな超クラシックが立て続けに…うれしい。

コヨーテバンドのキレのある演奏はますます骨太になった気がした。
新旧いろいろ聴けてよかった。
衆議院選の前々日らしい選曲「国のための準備」
キーボードでのせつない弾き語り「彼女」
「コンプリケイション・シェイクダウン」では踊りまくった。
久しぶりに聴いた通常バージョンでの「ヤングブラッズ」
クリスマスシーズンお約束の曲ももちろん。

3月に出る新しいアルバムからも披露してくれた。
6月のライブで聴いた曲と合わせて5曲。
生きていればいろいろあるけど、希望を持っていこう!というテーマが多いように思えた。
「録音はほとんど終わっているんだけど、ちょこちょこ手を入れる作業が残っていて…これが意外と大変なんだ」と元春。
わかったよー。待つよ待つよ。でもあと3ヶ月かぁ。

思えばこの日、MCは多めだった。
「僕は横浜でデビューしました。TVKの番組、” ファイティング’80”とかで歌っていた。その頃は歌が下手だとか言われて…ま、今でも下手だけど(笑)。でも情熱だけは…負けなかった!」
ときどき見てたっけな。最初は「よくわからないミュージシャンだけどすごく気になる~」とか思ってたんだよね、あの頃の私。
そして何より印象的だったのは、
「今、(音楽業界では)CDが売れなくなっている。でも、こうしてライブにみんなが来てくれることが僕らにはとても大きな支援になっている。ありがとう」
という内容のもの。
CDも1つの宝物になるけれど、ライブはそれこそ、その日限りのスペシャルだ。
この日の熱いメッセージ、しっかり受け止めました。
ありがとうを言いたいのは私のほうだよ。

そんな中、最後の「悲しきレイディオ」でシャウトしすぎた。
もう喉カラカラ。
大丈夫。関内駅そばの店のビールでちゃんと癒しましたとさ。


数週間のライブ漬けの日々、終了。ちょっと寂しいね。


「空気は作るものだ」 スカパラライブ at 赤坂 感想

2012-12-19 | ライブ(音楽)

最近観た彼らのライブと比較すると、ちょっと雰囲気が違って、全体的に60~70年代くらいのにおいがした。
といっても、やっぱり濃厚でパワフルで笑顔というスカパラテイストで満ちていたけどね。

東京スカパラダイスオーケストラ クラブ・サーキット2012“欲望”
2012/12/11 赤坂BLITZ

舞台に貼られた「欲望」という文字。
オープニングに流れるのは、昭和チックなモノクロ日本映画の音楽。
ひとつ間違えるとダサダサ(笑)の中、メンバー堂々登場。

内容は、思ったとおりNEWアルバム中心。
ほぼ一発録りだったという今回のアルバムは、「うーん、勢いが先走っているかな」という感想だったんだけど、ライブで演奏されるとそれがすべて良さに変わっていた。
特に「非常線突破」と「Midnight Buddy」はカッコよくてねぇ。
ただ、「Midnight…」では「あの欲望の文字を赤くさせようぜ」とかいうおかしな煽りがあって、右手が疲れた。
あれは突然の思いつきだったそうです。照明さん大変だったろうに…

個人的に楽しかったのは運動会の曲で有名な「天国と地獄序曲」のスカパラバージョン。
「SKAN-CAN」というタイトルは、フレンチカンカンからもじってるんだろうな。
1!1,2!1,2,3!1,2,3,4!の部分とか妙に楽しくてよかったのだよ。

1Fのオールスタンディングを意識したと思われる他の曲構成は、踊りまくれーという内容だった。
早めに演奏された「SKA ME CRAZY」
「ルパン」「燃えよドラゴン」もすごかった。
大好きな「One Step Beyond」やってくれた。
なぜかプレスリーの「監獄ロック」とかも。

あっという間の2時間。MCも少なめだった。
そうそう。「空気は読むんじゃない。作るんだよ」っていう谷中氏のメッセージがなかなか素敵でしたね。

赤坂サカスができてからの赤坂周辺は初めて。
この季節はやっぱりキラキラモードなんですね。
へえーきれいじゃん。てな感じで携帯電話で軽く撮ってみた。

しかし、ライブ後に寄ったベルギービールの店の印象のほうが強い私…


枯葉散る散るフィールド

2012-12-10 | 自然・生きもの

この1ヶ月くらい、ゆっくり自然散策をしていなかった。
体が心が自然不足を叫ぶ。「あー、歩きたい、浸りたい」
…というわけで、行きつけのフィールドへ出かけてきた。

最近では「行きつけ」と呼べるほどは通ってない場所になっているけれど、長年つきあったフィールドはやっぱりいいもんだね。
「あの木はどうなった?」
「あの花は咲いた?」
「そろそろあの場所に○○が姿を見せるはず♪」
などと、マニアックにわくわくするから。

ただ、出かけたこの日は1日中結構な強い風が吹いていた。
歩けば風に乗ってくる落ち葉の攻撃をやたらと受けるはめに(笑)
会えるかな~と思っていたお目当ての冬鳥たちもおとなしくしていたようで、姿を見られず(涙)
でもツグミ1羽確認!渡ってきて間もないらしくスリムボディだった。

結局は心が満たされたので、よしとする。







秋から冬にかけて咲くジュウガツザクラ(10月桜)
冷たい風に薄い花びらを揺らしていました。

それにしても、今シーズンは寒さがきびしそうだな。


「ホールですよ」 DIMENSION20周年ライブへ

2012-12-04 | ライブ(音楽)

3人一緒のライブを観るのは2007年の横浜以来。
ろくにCDも買っていない。
でもね、これでも長年ファンなのです。

DIMENSION Live Dimensional-2012 ~25~ “FINAL”
2012/12/01 日本橋三井ホール

増崎孝司(g) 小野塚 晃(key) 勝田一樹(sax)
サポートメンバー:川崎哲平(b) 則竹裕之(ds)

はじめましての会場は、大型商業施設「COREDO室町」内にある今年オープンしたばかりのハコ。非常にきれいだった。
規模は椅子を並べて700人くらいとのこと。個人的には好きな広さだ。

結成20周年を記念したライブということで、DVD用の撮影が入っていた。

オープニング。舞台のバックにあるスクリーンに、カッコよくデザインされた“DIMENSION”という文字が躍り、見とれていたらメンバー登場。
そしてスクリーンはというと、今まで発売されたCDのジャケットが整然と並んでいる画が映し出され、やがて今演奏している曲が入っているアルバムのジャケットがクローズアップされるというセンスの良さ。
あとは、その曲のイメージCGや、楽器を操るメンバーの手元アップなどを映し出していた。

わりと最近のアルバムから数曲演ったあと、最新アルバム「25」から5曲披露。
勝田くんの言う「実演販売のコーナー」
「曲を聴いて、ぜひ帰りに買って行ってね」ってやつ。
ますます成長していると思われるナンバーの数々でした。

その後は「DIMENSION20周年の軌跡」
ま、偏ったメドレーなんだけど、懐かしくてよかったなぁ。
「se.le.ne」とか「Beat#5」とか、小野塚さんのキラキラなピアノソロとか…どっぷり浸ってしまった。

演奏以外では、20周年記念Tシャツを着こなした(?)メンバーによるなりきりファッションショーに大うけ。
Choo Choo TRAIN的ダンスまで披露されちゃったよ。
ものすごく練習したそうで…(笑)

ノリノリの終盤は、小野塚さんが珍しくショルキーで前に出て、3人並んで演奏するシーンも!
サックスとギターのユニゾンは、相変わらず「超」がつくほどカッコいいし。
リズム隊の2人もキレが素晴らしく表現豊か。
いや~盛り上がった。パワフルだった。
すっかり引きこまれた3時間でありました。

あ、このホール、音響はよかったんだけど、途中から音量が結構耳にきつくなった。
スピーカーの正面に近い席だったから? それだけが残念だったな。

 

3週連続サックス系フュージョンのライブ参加終了~。 気づけば12月突入であります。