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「僕の曲をみつけてくれてありがとう」に泣けた 佐野元春35thライブへ

2015-12-19 | ライブ(音楽)

デビューから35年。
その翌年くらいからファンになり、たくさんライブも観てきた。
ほんとにいろんな思いがあって、この夜をどれほど楽しみにしていたことか。


佐野元春&THE COYOTE GRAND ROCKESTRABAND
佐野元春35周年アニバーサリー・ツアー

2015/12/13 神奈川県民大ホール

THE COYOTE GRAND ROCKESTRABAND
 小松シゲル:Drum
 深沼元昭:Guitar
 長田進:Guitar
 高桑圭:Bass
 渡辺シュンスケ:Keyboard
 Dr.kyOn:Keyboard
 スパム:Percussions
 山本拓夫:Saxophone
 西村浩二:Trumpet


ステージには、今年の夏に出たアルバムのジャケットを思わす背景に
「35th MOTOHARUSANO THE COYOTE GRAND ROCKESTRABAND」
と書かれた横断幕。カッコいい!

いきなり「シュガータイム」で始まり、大興奮。
最新アルバムからの1曲をはさんで、続く80年代90年代の曲。

今回はサックスとトランペットに、ダブルのキーボードで、音が幅広く聴こえる。
元春の歌声に、きれいに混ざる深沼くんの若く強い声が心地いい。
このバンドのパワーはすごいと、何度も思った。

静かなナンバーのときは、笑顔と手の動作をつけて「みんな座って」の合図。
そんな優しさがまた、いい。

中盤には、アルバム「BLOOD MOON」からのナンバーが続いた。
大好きな「バイ・ザ・シー」がライブで聴けて感激。

その他、
思いがけずせつなく響いた「すべてうまくはいかなくても」
アレンジがぐっと違った「君をさがしている」
声は辛そうだったけど心に深く沁みた「グッドバイから始めよう」
意外だった選曲「ジャスミンガール」
とことんカッコよかった「シティ・チャイルド」
などなど。

アンコールでは、この時期お約束のあの曲を皆で合唱し、
ピアノのイントロだけでシャウトしてしまう、レイディオー♪レイディオー♪で熱く終了。
3時間以上、全力で盛り上がらせていただきました!


あとでセットリストを確認したら、全35曲。
35周年ってことで合わせたの? ヤラレタ!


そう、ライブの最後のほうで、
「みんな、人生をサバイブしてきたことに誇りを持っていいんだよ」という言葉があった。
素直にうれしかった。もっと自信持って生きていかなくちゃね。
35年という時間は、彼にも私たちファンにも通過地点なのだ。
これからもファンでありたい。強くそう思いました。



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