デビューから35年。
その翌年くらいからファンになり、たくさんライブも観てきた。
ほんとにいろんな思いがあって、この夜をどれほど楽しみにしていたことか。
佐野元春&THE COYOTE GRAND ROCKESTRABAND
佐野元春35周年アニバーサリー・ツアー
2015/12/13 神奈川県民大ホール
THE COYOTE GRAND ROCKESTRABAND
小松シゲル:Drum
深沼元昭:Guitar
長田進:Guitar
高桑圭:Bass
渡辺シュンスケ:Keyboard
Dr.kyOn:Keyboard
スパム:Percussions
山本拓夫:Saxophone
西村浩二:Trumpet
ステージには、今年の夏に出たアルバムのジャケットを思わす背景に
「35th MOTOHARUSANO THE COYOTE GRAND ROCKESTRABAND」
と書かれた横断幕。カッコいい!
いきなり「シュガータイム」で始まり、大興奮。
最新アルバムからの1曲をはさんで、続く80年代90年代の曲。
今回はサックスとトランペットに、ダブルのキーボードで、音が幅広く聴こえる。
元春の歌声に、きれいに混ざる深沼くんの若く強い声が心地いい。
このバンドのパワーはすごいと、何度も思った。
静かなナンバーのときは、笑顔と手の動作をつけて「みんな座って」の合図。
そんな優しさがまた、いい。
中盤には、アルバム「BLOOD MOON」からのナンバーが続いた。
大好きな「バイ・ザ・シー」がライブで聴けて感激。
その他、
思いがけずせつなく響いた「すべてうまくはいかなくても」
アレンジがぐっと違った「君をさがしている」
声は辛そうだったけど心に深く沁みた「グッドバイから始めよう」
意外だった選曲「ジャスミンガール」
とことんカッコよかった「シティ・チャイルド」
などなど。
アンコールでは、この時期お約束のあの曲を皆で合唱し、
ピアノのイントロだけでシャウトしてしまう、レイディオー♪レイディオー♪で熱く終了。
3時間以上、全力で盛り上がらせていただきました!
あとでセットリストを確認したら、全35曲。
35周年ってことで合わせたの? ヤラレタ!
そう、ライブの最後のほうで、
「みんな、人生をサバイブしてきたことに誇りを持っていいんだよ」という言葉があった。
素直にうれしかった。もっと自信持って生きていかなくちゃね。
35年という時間は、彼にも私たちファンにも通過地点なのだ。
これからもファンでありたい。強くそう思いました。
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