満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

リサイクル事情

2008-02-18 | 日々のハチャメチャ


あんまりキレイではないが・・・
コレは我が家の「プラゴミ専門君」である
上にチラっと見える白い箱は、この上に同じのが三段並び
使わなくなった布を切り刻み掃除の用途別に分類してある




こちらはスポーツドリンクを箱で購入し
その箱に和紙を張って作った「様々な紙専門君」である
一箱は和紙専門(牛乳パックなど)
一箱は雑誌・蛍光紙専門(雑誌やチラシなど)
一箱は厚紙専門(ティッシュの箱やお菓子の箱など)

この他に写真は撮っていないが
ビン・缶・ペット専門君も居る

私の住んでいる町の行政からお達しの通りに
分別・分類し決められた曜日に指定された通りに出している

私は・・・・・
「行政の言う通りにキチンとやっている」
っと言うのを踏まえて文句を言わせていただく

行政はまず御し易い民間人に負担をしいた
おかげで各家庭では、大変な苦労をして分別作業をしておる
が…果たしてリサイクルはされているのだろうか?
私が住んでいる行政区では多大な税金を使って
ペットボトルのリサイクル工場を建設した

ペットボトルは細かく砕かれて様々な製品になる…予定であったが…
それに参加する企業がエライ少ない
よってリサイクルされた製品は我々消費者の手元には届かない
しかも届いたとしても…これまたビックリするほど値段が高い

コスト上採算が合わないので…
我らが頑張ってリサイクルしたプラゴミ・新聞・雑誌等は…
驚くことに引き取り価格の高い中国などへ売られているのだ!
原材料を購入するよりもコストダウンとなるリサイクル品を
日本国内の行政や企業よりも高い値段で買取
新たな製品へと変貌させているのである

自国内でのリサイクルの輪を乱すこの様な流れを断ち切る為に
行政はリサイクル業者に圧力をかける予定ではあるが
果たして圧力をかけたとしても中国への流出を止められるか?
疑問が残るところである

企業努力が足りないところは他にもある

ペットボトルはペットとプラスチックとに分けて分別される
外見の企業名が書かれている薄いプラ部分を剥がして出すのである
ココにミシン線を付けてはあるが…
ものすご~く、むきづらい
口部のプラスチックなどは、とうてい取れない・・・・

靴下なんぞをチョイと買うと
様々な素材の不用物がもれなく付いてくる
金具・プラゴミ・・・それらを全部取るのにも大変な労力が必要である
果たしてこんなに丁寧に包む必要が靴下にあるのだろうか?

ダンナのYシャツを買った時も…スゴイ事になっておった
紙・プラ・金具・・これでもかっと言う程に不用物が付いている

企業としてはこういう機械を購入し
全自動で製品を梱包するので
リサイクルじゃ~っと急に言われても対応出来ないのも解るが
この不用物にもお金を払い、
大変苦労してそれらを捨てる
消費者の身にもなってもらいたい



バブル期に培った過剰包装で我々消費者は苦しんでいるのである

今月から横浜市の一般ゴミ回収日が一日減った・・・
週3回回収に来ていたのだが
分別ゴミを丁寧に出す横浜市民の活躍で
一般ゴミが減った事が理由である

東京世田谷区では分別されたペットボトルを今度から焼くそうな~
区民の皆さんがセッセとリサイクルの為に分別しておったモノは
埋め立てしていただけらしい…(シンジラレン…)
埋め立て地が満杯になったんで今度から焼きますっと行政は言っているのだ

みんな未来の子供達が住みよい環境を作ろうと
メンドーでも頑張っておるだよ

行政さん、
江戸時代でも出来ておったリサイクル
なぜ簡単に諦める?

っと…今日もきょうとてシコシコと分別作業をしながら
ボ~っと思う、一般市民の悲しい叫びである~~(笑)