「トッポジージョのボタン戦争」市川崑作
(音が出ますよ~~ん)
2月13日夜…丁度、陶芸教室で高台削りをしておる時に
ラジオのニュースで、お亡くなりになったっ事を知りました
最近、仕事やら何やら忙しく記事に出来なかったんどすが…
膨大な数の市川監督作品の中で
初期の頃にアニメーターとして腕を振るった事のある監督の
私なりの追悼作品として
1967年に公開され、2005年にDVDとなったこの映画
「トッポジージョとボタン戦争」でさよならを言いましょうっと思いました
「トッポジージョ」を知らない人もいるかの~居るだろうの~
イタリア生まれのネズミ君で
「シャボン玉ホリデー」で「ザ・ピーナッツ」っと共演しておったこともある
昔、爆発的な人気を誇ったネズミの人形劇なのだ
市川崑監督は
デイズニー映画に憧れて映画の世界に入り
漫画家の清水崑さんからお名前を頂いたっと言っておったの
先にも書いたがアニメーターを仕事としてやっておった事もあり
その後、映画の世界に入ったと聞いておる
映画の画面に時々…
漫画やアニメのコマ割りのような雰囲気を感じるのだが
そう感じるのは私だけだろうか
タバコが大好きで
いちいちタバコを外して話すのがメンドーで
常時タバコを口に挟んでおけるよう前歯を抜いてしまったほどの
ヘビースモーカーであった
それでいてミッキーのスリッパを履いていたりして
生活感に漫画チックな雰囲気を持っていたような気もする(笑)
私の思い出の監督作品としては・・・
「木枯らし紋次郎」
「あっしには かかわりのないことでござんす」っと言うわりには
どんどん関わりを持って行ってしまい
結局、悪いヤツらを全部やっつけてしまうっという「ヒーロー股旅」の話である
長い楊枝を「プッ!」っと飛ばし蛾なんぞを殺すこともあり
当時の満天少女のハートをガッチリと掴んだTV番組であった(笑)
それまでの平面な雰囲気なTV番組に
孤独な股旅者の寂しさを演出するかのような奥行きの深い映像と
上條恒彦の「だれかが風の中」という腹の底を揺さぶるような歌も良かった~
焼き鳥の串を口にくわえ、
本来はランドセルに巻く、交通安全の黄色い三角巾を
体に斜めに巻きながらヘラヘラ学校へ行き
先生に廊下に立たされた思い出もあったの~(笑)
「横溝正史の金田一耕助シリーズ」
当時角川文庫から出ていた黒い背表紙の文庫本を全て買い揃え
我が家の本棚を黒く不気味にしておったほど
横溝正史の大ファンであった
市川監督の手で映画になると聞いた時はワクワクしたもんである
特に「犬神家の一族」の…あの湖からニョッキリと現れておった足
あの足の真似をして何度かプールの水を飲み込んだことかある・・・
友達の中では…一番「犬神家の一族の足っぽい」っと評判を呼んだのだが
現在は何の足しにもなっておらん(笑)
先日、市川監督追悼番組でリメイクされた「犬神家の一族」を見たが
女の情念が見事に映像化されており
オドロオドロしさが心地良かった~~(ハハハハハハ)
しかし…
手塚治虫氏の「火の鳥」を
アニメーションを交えながらの実写版映画にしたのには少々驚いた
制作に手塚先生も参加しておったので大きな声では言えなかったが…
ありゃ~ヒドかった・・・(笑)
もの凄いキャスト陣に、衣装デザイン「コシノジュンコ」だもんで
結構な人が映画館に足を運んだと思う
内容は第一部『黎明篇』邪馬台国の卑弥呼の時代の話である
多分…もともと予算の少なかった当時の日本映画なので
豪華なキャストと変な衣装にお金を使い果たし
「SFX」にまで手が回らなかったのだと思われる
普通の映画としては評価が低いが…マニアック度は絶品なので
由実かおるのメイクを見るだけでも十分に元は取れると思う(笑)
アニメ映画「銀河鉄道999 」の監修も手がけておったの~
「宇宙戦艦ヤマト」「キャプテンハーロック」原作者の松本零士作である
一見、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」っぽいが、内容はSFである
当時…特殊なフィルターを新たに使って製作したアニメ映画として話題になった
それ以前の同じく宇宙モノ「宇宙戦艦ヤマト」の映像よりも
星のキラメキ、奥行きの深さが感じられ
2度続けて映画を見てしまった・・・・(笑)
帰りのバス代が足りなくなっての~~トボトボと歩いて家まで帰ったが
その時の星空には銀河鉄道999が走っているように見えて
ゴダイゴのテーマ曲を歌いながら、とっても楽しく帰ったのを覚えておる
アニメが好き、漫画が好き、妖かしが好き~
三拍子揃って名実共に私も監督のお仲間です(笑)
ステキな作品をありがとうございました
あちらで手塚先生にヨロシクです~~~
(音が出ますよ~~ん)
2月13日夜…丁度、陶芸教室で高台削りをしておる時に
ラジオのニュースで、お亡くなりになったっ事を知りました
最近、仕事やら何やら忙しく記事に出来なかったんどすが…
膨大な数の市川監督作品の中で
初期の頃にアニメーターとして腕を振るった事のある監督の
私なりの追悼作品として
1967年に公開され、2005年にDVDとなったこの映画
「トッポジージョとボタン戦争」でさよならを言いましょうっと思いました
「トッポジージョ」を知らない人もいるかの~居るだろうの~
イタリア生まれのネズミ君で
「シャボン玉ホリデー」で「ザ・ピーナッツ」っと共演しておったこともある
昔、爆発的な人気を誇ったネズミの人形劇なのだ
市川崑監督は
デイズニー映画に憧れて映画の世界に入り
漫画家の清水崑さんからお名前を頂いたっと言っておったの
先にも書いたがアニメーターを仕事としてやっておった事もあり
その後、映画の世界に入ったと聞いておる
映画の画面に時々…
漫画やアニメのコマ割りのような雰囲気を感じるのだが
そう感じるのは私だけだろうか
タバコが大好きで
いちいちタバコを外して話すのがメンドーで
常時タバコを口に挟んでおけるよう前歯を抜いてしまったほどの
ヘビースモーカーであった
それでいてミッキーのスリッパを履いていたりして
生活感に漫画チックな雰囲気を持っていたような気もする(笑)
私の思い出の監督作品としては・・・
「木枯らし紋次郎」
「あっしには かかわりのないことでござんす」っと言うわりには
どんどん関わりを持って行ってしまい
結局、悪いヤツらを全部やっつけてしまうっという「ヒーロー股旅」の話である
長い楊枝を「プッ!」っと飛ばし蛾なんぞを殺すこともあり
当時の満天少女のハートをガッチリと掴んだTV番組であった(笑)
それまでの平面な雰囲気なTV番組に
孤独な股旅者の寂しさを演出するかのような奥行きの深い映像と
上條恒彦の「だれかが風の中」という腹の底を揺さぶるような歌も良かった~
焼き鳥の串を口にくわえ、
本来はランドセルに巻く、交通安全の黄色い三角巾を
体に斜めに巻きながらヘラヘラ学校へ行き
先生に廊下に立たされた思い出もあったの~(笑)
「横溝正史の金田一耕助シリーズ」
当時角川文庫から出ていた黒い背表紙の文庫本を全て買い揃え
我が家の本棚を黒く不気味にしておったほど
横溝正史の大ファンであった
市川監督の手で映画になると聞いた時はワクワクしたもんである
特に「犬神家の一族」の…あの湖からニョッキリと現れておった足
あの足の真似をして何度かプールの水を飲み込んだことかある・・・
友達の中では…一番「犬神家の一族の足っぽい」っと評判を呼んだのだが
現在は何の足しにもなっておらん(笑)
先日、市川監督追悼番組でリメイクされた「犬神家の一族」を見たが
女の情念が見事に映像化されており
オドロオドロしさが心地良かった~~(ハハハハハハ)
しかし…
手塚治虫氏の「火の鳥」を
アニメーションを交えながらの実写版映画にしたのには少々驚いた
制作に手塚先生も参加しておったので大きな声では言えなかったが…
ありゃ~ヒドかった・・・(笑)
もの凄いキャスト陣に、衣装デザイン「コシノジュンコ」だもんで
結構な人が映画館に足を運んだと思う
内容は第一部『黎明篇』邪馬台国の卑弥呼の時代の話である
多分…もともと予算の少なかった当時の日本映画なので
豪華なキャストと変な衣装にお金を使い果たし
「SFX」にまで手が回らなかったのだと思われる
普通の映画としては評価が低いが…マニアック度は絶品なので
由実かおるのメイクを見るだけでも十分に元は取れると思う(笑)
アニメ映画「銀河鉄道999 」の監修も手がけておったの~
「宇宙戦艦ヤマト」「キャプテンハーロック」原作者の松本零士作である
一見、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」っぽいが、内容はSFである
当時…特殊なフィルターを新たに使って製作したアニメ映画として話題になった
それ以前の同じく宇宙モノ「宇宙戦艦ヤマト」の映像よりも
星のキラメキ、奥行きの深さが感じられ
2度続けて映画を見てしまった・・・・(笑)
帰りのバス代が足りなくなっての~~トボトボと歩いて家まで帰ったが
その時の星空には銀河鉄道999が走っているように見えて
ゴダイゴのテーマ曲を歌いながら、とっても楽しく帰ったのを覚えておる
アニメが好き、漫画が好き、妖かしが好き~
三拍子揃って名実共に私も監督のお仲間です(笑)
ステキな作品をありがとうございました
あちらで手塚先生にヨロシクです~~~