昔…夏休み時期に
フジTV系列の24時間テレビ内において
昼にアニメ映画を2時間放送し絶大なる人気を誇った記憶がある
それに対抗意識を持ったのか
その後、日テレ系列の「24時間テレビ・愛は地球を救う」でも
アニメを放送し始め、アニメ好きとしては大変嬉しかった期間があった
そこで放送されたのが「地球へ・・・」の竹宮恵子さんと
SF作家の光瀬龍さんが組んで製作した
この「アンドロメダストーリーズ」なのである
あの頃は良かった・・・・
こういう素晴らしいアニメが24時間テレビの中で
お昼間に堂々と放送されておった~
最近では…どうもアニメ系は夜中に放送される事が多い
NHKBSで土曜午前に放送しておった「アニメ劇場」なんぞも
夜の11時に引越してしまい、大変寂しい思いをしておる。
この時間帯への変更は…番組のファンが可愛らしい子供ではなく
よい年をしたオッサン、オバハンが多いからであろうか?
アニメファンの年齢も年をおうごとに高齢化しているのかもしれん
いや…本当に高齢化したらば…今度は早朝に移るのかもしれんがの(笑)
「幻の・・・」っと言われておったこのアニメも
先ごろDVDとして発売され「幻」が取れ
漫画としても上下巻二冊同時発売されておる
懐かしいのでついつい漫画の方を購入してしもうた~
惑星アストゥリアスの王子イタカ(コレが中々の美形~)は
隣国の王女リリアを王妃に迎え、盛大なる結婚式を挙げる
が…二人の幸せは長くは続かなかった。
コンピューターなど機械の導入を積極的に取り入れたイタカは
序々に国も人も機械に支配されていく
不安を抱えながらも王女リリアは
双子のジムサとアルフを出産するのだが
双子は不吉な運命を担うと嫌われ
ジムサが残され
もう一人のアフルは死産だったと偽られてしまう
しかしアルフは闇へ葬られる前に乳母がコッソリと助け出し
別々の生活を送ることになる
その後、二人がこの惑星の運命を担う事になるのである
美しかった国は機械だらけになり
優しかった夫も人が変わったように残虐非道の人となり
王女リリアは隣国の実家に助けを求める
しかし逆に夫の怒りを買い
夫の国が機械の力を駆使し実家の国へ戦いを仕掛けてしまう
既に抑制が効かなくなった機械の国で
脳内に機械を埋め込まれ心を失った機械人間達に囲まれ
身の危険を感じた王女リリアは幼い息子のジムサと二人
機械の手の及ばぬ不毛の地へと逃げて行く
多少のネタバレの含みもありますが・・・
この程度なら大丈夫って所までストーリーを紹介しました
地球外の異星のお話ですが
人々の暮らしは地球の中性ヨーロッパ風なもんで
ス~っとお話にのめり込んでいきます
運命を担うのは双子として生まれた「ジムサ」と「アルフ」
この二人はサイキックパワーを持っており
二人の出会いと共に機械vs人間の戦いへと発展していくのです
が…この二人…強いのだ~
あまりに強すぎるヒーロー&ヒロインの場合
「アッ」っと言う間に全てが終わってしまうので
ストーリーを絡ませる為に
精神的な弱さを作ったりしてお茶を濁す場合がある
そのお茶の濁しがモタツキ感を産むので
お話的には私はどうもスッキリしなかった(笑)
アニメでは逆に時間の決まりがあるので
その点はスッキリしていたような記憶がある
竹宮恵子のファンならば漫画でもアニメでも
どちらでも十分に楽しめると思うので機会があったら
読んで見てくだされ~