3月半ばまで 仕事がないそうです
腹くくれ
墓の管理の事で 八王子の事務所から
度々電話が入っている
昨年は こちらのどの銀行からも管理費を送れず
また 郵便局もなぜかダメで
市役所の担当直々に現金書留で送って
墓の管理費だけでも捻出するのに苦労したのに
その上 書留のお金まで払って やれやれと思ってたのに
あれからもう一年?!
もう 墓を管理しきれないし
掃除だって行けないし
母の13回忌も終わったし
ぶっちゃけ あの墓は いらないんじゃないかと
今日は 本気で考えた 今も本気だ
大体 肝据えて入ってるの祖母くらいだし
その後入る予定の人 妹 伯母 くらいなんだよね
なんで 私がお金払ってるのか 判らない
だって 私は その墓に 入る気ないし?
八王子だぜ
死んでまた 八王子に引っ越すのかよ 勘弁しろよ
八王子と云う土地と 私は縁を切りたいんだ
ちなみに O家の墓(元嫁ぎ先)は 宗派に関係なく
誰でも入れるから入っていいよって おかーさんが云ってくれているんだが
だってkも入るんだろ? やーめーろーよー
死んでまた顔合わせるの 勘弁しろよ
で ここも入るつもりではなく
最期の我儘として 海に散骨を希望している
それで 時々 そらに 思い出してもらえばいい
だから私に墓は必要ない
じいに至っては 一度 八王子の墓を拒否してまで
ババアとふたり この里山のどこかに墓を建てると面倒なことを云い出し
ババアとの未来がなくなった今 きっと
仕方ないから 八王子の墓に … と考えていると思うのだ
仕方なく墓に入るなんて 母を冒涜するようなことは 私がさせない
今度 「散骨しないか? 自然に帰らないか?」
と 聞いてみるつもりだ
死んだらババアが引き取るとかいいだしたら
のしつけてくれてやる
でも 墓の管理はできないし
面倒なことは 一切関わらない
好きにすればいい
ただ 母の骨は この里山の何処かに ひっそりと撒きたいのだ
連れが別の女と別の墓に入って
お姑さんと 遠い八王子に 管理もされずに
伯母と 妹がくるのを待ってるなんて かわいそうだ
でも 伯母は 母ととても仲が良かったから
伯母には相談する もちろん 妹にも
できれば 母の気持ちも知りたいので
霊感のある人も間にいれよう
そして あの墓に入る予定でいるひとに 権利を譲る
私は 身を引こう
もう 無理だ …
そこに墓があるだけで 良心の呵責を感じる
今日は シセルの音楽を聴きながら 刺し子をした
いい天気だったので 布団を干した
私は時々 児童書を読む
ソーニャ・ハーネットの「銀のロバ」を読んだ
ひんやりした春の朝 海に近い森の中で
ふたりの少女は 盲目の兵士に出会う …
ふたりの少女は純朴で 心から兵士を庇う
そして 奇跡のような 結末に至る
森の匂いがするような 美しい 哀しい寓話だった
「木曜日に生まれた子供」も是非 借りてこよう。