プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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死生学と看護

2008-10-02 21:58:14 | 考えたこと
そういえば、
「death studiesのきっかけとなった二人の女性は
二人とも看護にかかわる方たちだった」
と今日の講義で聞きました。

一人は有名なキューブラー・ロス
家庭医になりたかった、と何かで読んだことがあるので、
「生まれてから死ぬところ」まで、全部を看たかったのかな~、
って思ったりしました。
キュブラー・ロスについては、
ランディ氏がきっと次回、語るのだと思います。
楽しみです

そういえば、インターネットってすごいな~って思ったひとつに、
キュブラー・ロスがオレンジ色の花(?)に埋もれてベッドから
力強く笑っているサイトを見つけたときのことがあります。
(多分、そのちょっと後に、亡くなったという報道を耳にしました)
いつごろだったか…。

そのときに、
「わ、すごい!!。勝手に会えちゃうんだ」
とびっくりしたような、嬉しいような、こんなことしていいのかな、という
とまどいのようなものを感じた覚えがあります。

もう一人がシシリー・ソンダースという方で、聖クリストファー・ホスピス
というホスピスを始めた人だそうです。

医師は「生かす」方向で一生懸命だから、
「死」のほうをそれほど見てはいない。
日々、細やかに患者さんの変化に関心を持ち続けている、
(あるいは付き合わざるを得ない)看護にかかわる人たちの中から
「死についての学問」が生まれることになった、というような内容を聞き、
なるほど、と。

看護師さんたちとご一緒した後だったので、
不思議なつながりを感じましたよ。
(70人以上の白衣の看護師さんたちがビシッと机についている姿は、
壮観な感じでした。私にとってはすごく非日常な感じだったな~

看護師さんや病院スタッフさんの方たちとのアサーショントレーニング

2008-10-02 17:30:42 | アサーション
昨日は静岡の病院に看護師さんを始め、
病院スタッフさんたちとのアサーション研修へ
20年ぐらい前に、NHK研修センターでお世話になったOさんが
アレンジしてくださった研修で、
Oさんとお目にかかれることも
本当になつかしくて、嬉しかった

20年前、当時はまだ女性向けの企業研修というものがなくて、
金子さんという女性で初めてTVカメラを担いで回ったという
パワフルな方が企画して、実現した女性セミナー。
農工大で出会ったカウンセラーがその企画を請け負い、
そこで丁稚をしていた、私もお手伝い(OJT)させてもらったのが
「企業人を対象にした研修」の初体験でした 

いろいろ、思い出すことの多い日々です。

今回伺った病院は、看護出身の女性が副院長。
強面の方をイメージしていたら、
口を思いっきり空けた笑顔がすばらしく素敵な方
すっかりファンになってしまいました

朝日カルチャーセンター 「死生学」1回目、聴いてきました

2008-10-02 15:51:00 | 講演会
ランディ氏のブログに載っていた、
「死生学」の4回講座、すっごいラッキーなことに、
全日程がぴったり空いている日ばかり
だったので、即効で申し込みました

今日は第1回目。島薗先生でした。
日本の死生観について、お話してくださり、
1時間半があっと言う間でした。こういう講義を
聴くのは久し振りだったな~

子どもを亡くしたときの一茶の句が引用されたのですが、
それを聴いていて、うるうる
そうか、泣き女な私が「死生学」
など聞いたら、泣き続けるのかも。
幼稚園生だった息子に
「みちゃいらんないよ
と評された状態なのに、しまったな~

ま、いいか。しょうがない。
タオルハンカチを持って出席するか