プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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役に立つか、たたないか 2

2008-10-07 22:03:40 | 考えたこと
「役に立つ」
学問とはいっても、
「即、収入が2倍になる
とかを
「役に立つ」
と言いたいわけではなかった

18歳のころ考えていた道は、
「食糧難を高蛋白大豆の加工食品を作って救うのだ!
というような方向性だったから。

大学に入って、カウンセラーから
「どうして海外なの? 日本にも困っている人、たくさんいるのに」
と言われて、どういうわけか不登校の問題や「援助」というテーマを
片付けてからじゃないと、先に進めない気分に

その他もろもろのことが絡まって、
現在に至っているからな~

まあ、それはさておき、
実利がある学問にばかり注目とお金が
集まるのって、どうなのかな~と
多様性を求めるのなら、役に立つのかたたないのか、
よくはわからないけど、面白いから研究する、
という方向性も大事にされてもいいのになあ。
(ただ、これが進みすぎると、倫理的に危険な領域に
入ってしまうこともあるんだろうけど
「研究者」を「絶滅危惧種」みたいに大事に
するっていう方向もあると思う。

昨日はつくば大で「テクニカルライティング」の講義。
いろんな先生が登場するオムニバス方式のもので、
私は2回登場
「なんで、カウンセラーがテクニカルライティングを?」
とか、
「情報とデータ」は違うのだ、
とか、
「エモーションは前に出るという意味なのだ」
とか話したり、実習したりしているのです

それにしても、国立大学で
大学のロゴ入り飴が売ってるのって、
なんとなく、おちゃめだけれど、
ど~も、悲しい感じがする

勝間和代内田樹ティクナットハーン池田晶子とを同時に
読んでいるせいか、なんだか、いろいろ頭の中をよぎってます…

役に立つか、たたないか

2008-10-07 09:58:11 | 考えたこと
日大の授業で「実験心理学」が主流だったのが、
現在は「応用心理学」的な臨床心理学の人気が高い、
というような話をしながら、
「あれっ!
と思った。

「役に立つか、たたないか」
「~に効くからやる」
といったスタンスが
「なんとな~く、好きじゃないな」
と思いながら、
「人の役に立たない学問なんて」
とどこかで思っていた自分がいたな、と

「それ、何の役に立つわけ?
って言うような子どもに、
「役にたたないかもしれないけど、面白いじゃん
みたいな回答で、いまひとつパンチが足りない気がしていた
のもそこらへんに理由があったのかも。

先日から、勝間和代氏著「勝間和代の日本を変えよう」
読みながら、部分的に
「そうだ、そうだ
と思いながら、部分的に
「何かが違う。そうしたいわけでもない
という、感じとをいったりきたり。
「実利」と「競争」がどこかに見え隠れする感じに違和感を
覚えている。
「そうなんだろうけど、でも…
という感じ。

一方で、彼女にすっごく共感するワーキングマザーが
いっぱいいるという事実もあって、
なんだか、自分の感じ方がすっかり
「遅れて」
いて
「のんびりし過ぎ」
な感じがしてくる

このスタンス。
ダメとは思わないんだけど、メジャーじゃないな、と
そういう立場でありながら、企業向けのセミナーを考えたり
していると、ちょっと、ズレるわけで、このズレを
企業側はどう感じるのかな~、とも思う

学童で会計役をやっている。
それほど難しくないことなのに、ミスの連発。
すっかりしょげているところで、
この本を読んでいるせいもあるかもしれない…

「役にたつ-たたない」
という測り方だけじゃない
視点が必要なのだよな~

変わるもの、変わらないもの

2008-10-07 09:40:32 | 考えたこと
パナソニックセンターで出た
「多面体を折りたたむ」
というセミナー。

その中で講師の梶川泰司氏が昔のVTRを見せてくれました
そして、その解説の中で
「僕もずいぶん若かったな~という感じがしますが
と前置きしながら、
「でも、数学的な真理は変わってないですね~」
と。

これまでも、そんなことは分かってたような気がするけれど、
しみじみ、
「そうだよな~
と。
あったりまえだけど、私が死のうが生きようが、
多分、1+1=2なんだろよな~。