小泉進次郎氏が党批判 安保法案可決の日に...
日刊スポーツ7月17日10時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150717-00000050-nksports-pol
自民党の小泉進次郎復興政務官(34) は16日、安全保障関連法案の審議の過程で表面化した憲法学者批判や「圧力発言」など、自民党内の言動に苦言を呈した。 「緩みやおごりがあると、見られている部分があるのは否めない」と述べ、 国民の党への不信感が、結果的に法案の理解が進まない現状を招いているとも指摘した。法案は、衆院本会議で与党などの賛成であっさり可決。野党は「言語道断の暴挙」と安倍晋三首相を批判。参院の与野党攻防第2幕に、舞台は移る。
進次郎氏は法案の衆院通過後、取材に応じた。 「これだけ、法案に理解が得られていない原因の一端は自民党にある」と認め「これからはより謙虚、丁寧に説明する必要がある」と述べた。その上で、法案審議のさなかに問題になった党の姿勢に、苦言を呈した。
先月の衆院憲法審査会で、 自民党が推薦した憲法学者から「法案は違憲」と指摘されたことに、党内では「人選ミス」などの批判が出たことに関し、 「党の主張にそぐわないからと批判するのは、 どうかと思う。 (招いた)党の方に責任がある」と指摘。 「学者の方の意見に耳を傾けて、政治が責任をもって政策を進める。それぞれの役割への尊敬や敬意がなければ、多くの声を反映した政治はできない」と述べた。
また、党幹部が所属議員に、 テレビ出演の自粛を求めたとされることで、 「党内の議論が表に出なくなり、風通しが悪くなっている」と指摘を受けると、 「率直にそう思う。私が野党の時はもっと議論があった」と認めた。 「私は野党時代、 (逆に)言い過ぎて怒られた」 「(自民党が)言うべきことが言えない組織と思われているなら、党だけでなく日本政治にもマイナスだ」と危機感を示した。
進次郎氏は、 自民党が野党に転落したO9年衆院選で初当選した経験から、 「おごりや権力に対する緩みを見直したからこそ、 もう1度与党復帰のチャンスを与えられた」との思いが強い。
それだけに、党の現状に関し、 「(再び) 緩みやおごりがあると、見られている部分があることは否めない」と認めた。 「かつての自民党の良くない部分の一端が垣間見えるから、結果的に法案への理解が進まないことにもつながっているのではないか」と述べ、 国民の不信感が、法案への不信感にもつながっているとの持論を述べた。
石破茂地方創生担当相が、法案への国民の理解が進んでいないことを認め、発信力がある進次郎氏も、法案に対する国民の不信感に言及した。党内から次々と上がる「苦言」は、参院での法案審議に臨む首相や自民党の姿勢に変化をもたらすか。 【中山知子】
私見…
歯に衣を着せぬ言い方は
やはり 父親譲りでしょうか?(笑)
小泉進次郎議員のような人材が
今の自民党には居ないことが残念です
小泉進次郎議員と
ほぼ同世代の人達の間では
やはりカリスマ的
存在なのでしょうね…。