医療用大麻導入へ向けた有識者会議|テレ東BIZ(テレビ東京ビジネスオンデマンド)
厚生労働省の有識者会議はきょう、各国で導入に向けた議論の進む医療用大麻について、
日本でも規制や流通管理を徹底することで、製造や使用を可能にすべきだとの報告書をまとめました。
アメリカでは、てんかんの治療薬として大麻由来の医薬品が使用されており、
WHO(世界保健機関)でも医療上の有用性が認められるなど、
医療用大麻の導入に向け、世界的な議論が進む中、日本も本格的な検討に乗り出しました。
一方で、大麻犯罪が増えていることを念頭に、
大麻の使用に対する罰則が必要だとする意見が多かったとして、
厚労省は今後審議会で大麻の「使用罪」の創設を併せて検討していく考えです。
厚労省は、来年の法改正をめざし、秋にも審議会を開きさらに検討を深める考えです。