コウモリは鳥と獣に嫌われる

まだ、お昼前だと言うのに外は薄暗いです。
今日は、洗濯ものを部屋干ししています。
除湿器で乾くといいのですが。

思えば、娘はかるたが大好きな子だった。

仲人さんから頂いたそのかるた。
何度も繰り返して遊んだものだった。
そして、これだけは負けない、必ず自分が取るんだ、という札があった。
その中の一枚。

こうもりはとりとけものにきらわれる

という札があった。

ずるいコウモリは鳥の前では「私は鳥の仲間です」と言い、獣の前では
「獣の仲間なんですよ」と言う。
どちらにもいい顔をしたくて、でも、最後にはどちらにも嫌われてしまう。
相手にされなくなる。

なぜ、このかるたの札を思い出したのか？と言うと。。。

息子夫婦から電話をもらったのだ。

内容は、例によって、お嫁さんが義理の妹、私の娘に誤解されていると悩んでいるらしい。

元々は、結婚式の時に、娘が久しぶりに会ったお兄ちゃんと仲良くしていて、お嫁さんが
やきもちを焼いたことがきっかけだ。

お嫁さんは、その後、ラインを一時止めたらしい。
それが、娘にはブロックされたと受け止めてしまった。
関係がこじれたのはそういういきさつだ。

私はお嫁さんには「わがままな子でごめんね。でも、時間が解決するから」と言った。

でも、娘がお嫁さんの事を悪く言えば、黙って聞いている私。

私っていわゆるコウモリだろうか？

願わくば、来月、孫の顔を見に山口へ行った時に、仲直りしてくれるといいのだが。
そう思う日々なのだ。