PIAAC データ解析
https://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/stat/piaac.html
> まったく相関がないように見える。ただ,強引に相関係数を求めて検定してみると
:
> -0.02 という非常に小さな負の相関があり,非常に小さいにもかかわらずp値はほぼ0で非常に有意である。このあたりが大量のデータを扱う上での落とし穴である。
> この落とし穴をもうちょっと詳しく調べてみよう。例えば日本(392)だけに限って調べる。
:
> やはり目で見ても顕著ではないが,正の小さな相関 0.04 があり,p = 0.01 で有意である。
> では,知的好奇心が労働時間と国の両方に関係しているというモデルで調べてみよう。
:
> 労働時間が1時間増えるごとに知的好奇心は 0.001 増える。非常に有意(p = 5e-12)である。
こういうことを言うことが,統計学を貶めることになるのでは?
なんだろうね。ふしぎだ
> 結論:国レベルでは,労働時間が増えるほど知的好奇心は減る。個人レベルでは,労働時間が増えるほど知的好奇心は増える。
全く不適切なまとめでなないですか?
労働時間と知的好奇心は無関係
忙しくても(勉強の時間が少なくても)新しいことを学びたいと思う(実行している)人はいる
忙しくて勉強の時間もないから,残念ながら新しいことを学べないでいる人もいる
時間が十分あるから,新しいことを学んでいる人もいる
暇でも,のんべんだらりと暮らしている人もいる
それを知りたいなら,それを調べればよい。労働時間と知的好奇心を聞いても真実は分からない(隔靴掻痒)
既存の統計で,おざなりな解析をして,ご託を並べる(それをインターネットの記事に上げる)のはどうかなあ??
あー,私もそうですね〜〜