Restaurant Raton-laveur

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スパゲッティ トマトソース

2009年05月01日 | パスタ&麺類
今日は外野席の大先輩、みーさんのご要望、スパゲッティトマトソースのご紹介です。
トマトソースは簡単なようで、実は意外と難しい所があります。
それは使うトマト(缶詰めや既製品も含みます)で味が大きく左右されてしまうという事です。
私たちが日常使っているトマトはいわゆる「桃系」といわれるものですが、
スパゲッティ等で使うトマトは酸味や味が濃い「赤系」のトマトを使っています。皆さんのご経験で、缶詰を使ってご家庭で普通に作った時に、どうしてもその酸味、味の強さに負けてしまい、
なかなか満足のいくものが出来なかった事はないでしょうか。今は、スーパーでも細長い
イタリアントマト等の赤系も売られるようになりましたが、フレッシュのものでも、ソースにする
場合は、皮や種の除去そしてある程度の時間、野菜と一緒に煮込まなければなりません。
また桃系のものはあっさりしすぎている為、大量のトマトを必要とします。
そこで身近にあるもので何か良い方法はないか?そこで出てきたのが、
トマトジュースです。トマトピューレ等と違うのは、もう既に味が調っているというところです。
ここが大きなポイントです。あとはお好きな「旨み」(魚介やハム、野菜など)を加えて頂ければ
O.Kです。
今日はその基となる、普通のトマトスパゲッティのレシピを書き出してみました。

《材料》:1人前
・玉葱スライス。..................................................30g
・アンチョビペースト.............................................5g(小匙1)
・トマト...................................................................1/2個
・トマトジュース....................................................100cc
・トマトケチャップ................................................少々(5~10gまたは小匙1~2お好みで)
・フレッシュバジルの葉っぱ..............................2枚
・エキストラバージンオリーブオイル.................20cc
・粉チーズ.............................................................20g

・スパゲッティ......................................................100g
・茹で塩..............................................................(適宜)


《作り方》
1.フライパンにオリーブオイル20ccを入れ、玉葱を色付かないように炒める
2.アンチョビペースト5gを加え、さっと炒めた後にトマトジュース100cc、トマト1/2個を入れる
3.少し煮詰めた後に、ケチャップ、バジルの葉っぱを入れて味を整えます。
4.その間にたっぷりのお湯で、パスタを茹でますが、今回の塩加減はうすめが良いと思います。
5.茹で上がった麺とソースを和え、粉チーズをたっぷりかけて出来上がりです。

今回の場合の「旨み」は、アンチョビとチーズになりますので、必ず必要となりますが、浅蜊等、魚介
他の旨みがあれば、お好みで結構です。
みーさん、こんな感じで如何でしょうか?是非、作ってみてくださいね。(^0^)。