Restaurant Raton-laveur

水の都にいがたから、美味しさ・楽しさを発信しています。

ブロッコリーとアンチョビ風味のもちもち手打ちパスタ

2009年05月09日 | パスタ&麺類
今日は坦々麺さんのリクエスト、「粉もん」で、カンタン手打ちパスタのご紹介です。
パスタマシンも使いませんし、麺棒さえも使いません。今日は皆さんの「手」が
麺棒に早変わりです。そして今回はsuisuisuiさんの得意技、野菜と一緒に茹で上げ
バージョンでいきたいと思います。
今回のパスタは、リグーリア地方の名物パスタ トロフィエ Le trofieというものです。
ジェノバ風に仕上げるのが定番となっています。

《材料》:約2人前
手打ちパスタ(出来上がり約160g)
・強力粉           100g
・ぬるま湯          45cc(お風呂の温度位)
・オリーブオイル       15cc
・塩             少々(0.5g)

野菜、その他
・ブロッコリー        大1個(芯の部分は皮を剥けば使えます)
・にんにく          1/2片(みじん切り)
・鷹の爪(唐辛子)      ほんの少し
・玉葱            1/4個(約60g)
・フィレアンチョビ       2本(お好みで調節)
・オリーブオイル       20cc
・粉チーズ          30g

《作り方》
手打ち麺
1.ボウルに強力粉を入れ、真ん中を窪ませます。窪ませたところに塩、分量のぬるま湯、
 オリーブオイルを順に入れて良くこねます。強力粉なので、最初は混ざりづらいですが
 徐々にまとまってきますので、なめらかになるまで良く練りこみます。お湯で練ります
 ので表面が乾燥しない様、ラップ等で包み、冷蔵庫で30分程寝かせます。

2.次に、寝かせた生地を整形します。人差し指大に指でちぎって両手でのばします。
 5~6cmほど引っ張ったら、両手で挟み、くるくる回して行きます。そうすると長さ10cm
 幅5mmほどのパスタになりますので、これを繰り返します。1本が約3g程ですので、大体
 50本位出来ますでしょうか。のばした麺は、クッキングシートを敷いたお皿の上に並べて
 いって下さい。また、捏ねるときも伸ばすときにも私は簡易衛生手袋をして作業します。
 打ち粉等は不要です。全部のばし終わったら、これを冷凍庫で休ませます。勿論凍って
 しまっても結構です。

3.パスタをゆでるお湯をわかします。そのあいだに、別鍋にオリーブオイルを入れ、にんにく
 鷹の爪を入れて香を出した後、玉葱を色づけないよう炒めて行きます。程よく炒まったら
 アンチョビも入れて更に軽く炒めます。ここで火を止めておきます。

4.沸かしたお湯に、分量外の塩、オリーブオイル少々を入れて味をみます。程よく塩加減を
 整えて、先ほどの手打ち麺と適当の大きさに切ったブロッコリーを同時に茹でます。
 時間にして約、4~5分程です。麺の固さについては食べてみて確認してください。
 茹で上がったらザルにあけますが、茹で汁は少々残しておいてください。
 ザルにあけた麺とブロッコリーを先ほどの炒めた具材の鍋に入れて混ぜていきます。
 途中で水分がなくなりましたら、残しておいた茹で汁で調節してください。ブロッコリー
 が煮崩れてきて麺とうまく絡まってくるのが、出来上がりの目安です。お皿に取り分けて
 チーズをたっぷりとかけて完成です。

出来立ての麺を茹でてもかまいませんが、一回冷凍庫でしめたほうが触感的に良くなると
思います。ブロッコリーの他に、キャベツや菜の花でも美味しく頂けます。
坦々麺さん、もちもちの触感がほんとに美味しいパスタです是非、挑戦してみて下さい。
そして今回は、うどん名人のpurutoさん、ゆきやなぎさんの出番ですよ~(^-^)


次回はひ~さんから教えていただいた、フルーツケーキの登場です。えっ写真ですか?
なんとか一緒に載せられるよう、勉強します。 笑