すきっぷ

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世界遺産めぐりウオーク

2015-06-09 | ウォーキング

入会している「深谷市歩け歩け協会」の定例会が有りました。

富岡製糸場と絹産業遺産群・高山社~こんにゃく工場見学  約7キロ

5月31日(日)に行って来ました。 大型バス2台です。

深谷市公民館出発 8:00 ⇒ R254 ⇒ 藤岡市 高山社跡 9:00 ⇒ 
甘楽町 楽山園・総合公園(昼食) ⇒ こんにゃくパーク 12:30 ⇒
富岡製糸場 14:30 ⇒ 深谷公民館 17:30 到着

始めは藤岡市の国指定史跡 「高山社跡」へ行きました。

高山社の創始者・高山長五郎(1830~1886)が養蚕法の改良を行った発祥の地。
長五郎は、先祖伝来の屋敷を壊して蚕室を建て研究を行い、試行錯誤の末に
「清温育」という優れた養蚕飼育法を確立した。
長五郎はこの飼育法を多くの社員、生徒を育てさらに卒業生を全国へ養蚕指導員
として派遣し広めました。 その後藤岡町に本社を移し高山分教場として機能しました
(藤岡市教育委員会による)

敷地の中には大きな蚕室をはじめ桑の葉貯蔵庫
また多くの生徒が生活していたための外便所・風呂場・畑・果樹園等が有りました。

次は国指定名勝「楽山園」へ行きました。
江戸時代初期に小田氏によって造られた小幡藩邸の庭園です。
池泉回遊式の借景庭園で近くの山並みを借景として取り込んで庭園美をさらに深めています。
起伏のある地形を造り出し「梅の茶屋」「腰掛茶屋」を配し工夫を凝らしており歴史的・文化的にも
高い価値がある庭園です。



昼食後
「こんにゃくパーク」に向かいました。

日本の伝統食材である、こんにゃくを 和食文化の一つとして100年後も食べられる日本であるように
こんにゃくの美味しさと文化を伝えるために造られた施設です。

日曜日の午後、こんにゃくの工場見学や無料バイキング・売店は凄い人ごみ

団体なのでそんなに待たされずに入れましたが、長い行列です。
私たちのバスは工場見学が先になりました。

工場といっても人はあまりいません。一つの行程に三人か四人です。
上からガラス越しに見学者は眺めます。
最後は袋に入っているこんにゃくがベルトコンベアーに乗ってきて箱に綺麗に詰められます。
みんな機械がやっていました。 

工場見学の後はバイキングですが、お昼を食べたばかり。。。
とりあえずどんなものか ? 少しずつトレィにのせます。
ここでも一般の人は1時間以上も並んだそうです。
団体は専用のところで席も決まっていたので個人で並んでいる人には申し訳ないようです。
それにしてもスゴイ
惣菜・麺類・キムチ・スウィーツ。。。何種類あるのでしょう?全てこんにゃくで出来ています。
こんにゃくセラミドを含んだローション・ジェルクリーム・フェイスマスク・入浴剤まで売っていました。


 
工場見学



無料バイキング



最後になってしまいましたが、メインの「富岡製糸場」です。

平成26年にユネスコ世界遺産委員会で世界遺産に登録され話題のところです。

明治5年に創業して日本初の官営模範製糸工場、
ヨーロッパの技術と日本独自の工法が融合して出来た
世界最大規模製糸工場です。

富岡製糸場は駐車場から少し離れています。
ぞろぞろと行列ができています。
イヤホンを借りてガイドさんの説明を聞きながら見学しました。
ここも見学者が多いので迷子にならないようについて行きました。





明治維新の頃にこのように大規模な工場を建設し、輸出の要である生糸品質改良と大量生産を可能とする
器械製糸場を計画したこと、そしてそれに携わり協力した人々があればこそなしえたのではないかと思います。

近代日本を象徴する建築物として、国宝、国指定重要文化財になっているそうです。
いつまでも大切に残しておきたいですね。

今回の世界遺産ウオークは今まで知らなかった高山社、綺麗な楽山園、
こんにゃくパーク、富岡製糸場とても勉強になった一日でした。

りんどう仲間が久しぶりに揃ったので一緒に夕食を食べて帰りました。