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トランプ氏に痛手 接戦州の共和党知事候補「私は黒人のナチ」投稿か

2024-09-20 15:28:26 | 米大統領選2024

毎日新聞


米南部ノースカロライナ州のロビンソン副知事
(共和党)=2024年8月、AP

 

 

CNNによると、ポルノサイトで使われていたユーザー名は、ロビンソン氏が他のソーシャルメディアで使っていたものと同じだった。

プロフィル欄には「マーク・ロビンソン」と氏名を記し、過去にロビンソン氏が使用していた私用メールの記載もあった。

 

年齢や居住地、婚姻期間、軍歴、母親の勤務先などの情報も合致していた。  このユーザーは2008~12年、掲示板に「奴隷を必要としている人もいる。奴隷制を復活してほしいし、私も何人か買うだろう」「(首都)ワシントンにいるやつらより、(ナチス・ドイツの指導者)ヒトラーの方が良い」などと投稿。

ユダヤ人やイスラム教徒への差別発言もしていた。

 

「14歳の時にジムのシャワールームでのぞき見したのが性的な目覚めだった」とも書いていた。  

ロビンソン氏は19日のCNNのインタビューで「これは自分の言葉ではない。私の特徴を表していない」と書き込みを否定。

 

「タブロイドのゴミくずよりも、ノースカロライナの人々が直面している課題が重要だ」として選挙戦を続ける考えを示した。

ロビンソン氏は過去にもヒトラーを擁護する発言が問題視されたことがあり、人工妊娠中絶に反対する保守強硬派として知られる。

 

共和党内には過激な言動を問題視する声もあったが、3月の党予備選ではトランプ氏の支持を受けて勝利していた。  

ただ、世論調査では民主党候補に後れを取っており、同時に大統領選に臨む「トランプ氏の足を引っ張っている」との指摘が出ていた。今回のスキャンダルで、共和党内から撤退を求める声が出る可能性もある。【ワシントン秋山信一】

 

 

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