Renaissancejapan

哲学と宗教、財閥、国際政治、金融、科学技術、心霊現象など幅広いジャンルについて投稿しています

バルト海の海底ケーブル破損、ロシア出港の中国船関与か

2024-11-21 10:04:49 | NATO・EU・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢


バルト海に敷設された海底ケーブルが切断された=ロイター

 

【ブリュッセル=辻隆史】

バルト海で海底ケーブルが相次いで破損したことを巡り、中国籍の貨物船が関与した疑いが浮上した。

デンマーク軍は20日、中国船を監視していることを示唆する声明を出した。ロシアを出港したとみられ、北欧諸国やドイツなどが連携して捜査する。

北欧に面するバルト海では17日、リトアニアとスウェーデンのゴットランド島を結ぶインターネットの海底ケーブルが切断された。

 

18日にはフィンランドからドイツのロストクまでつなぐ光ファイバーケーブルが破損した。ドイツ政府は「破壊工作」との見方を示し、関係国が調べている。

現時点では中国船が明確に関与したかは分かっていない。デンマーク軍は20日、同軍の船が中国船「Yi Peng3」に近づいているとX(旧ツイッター)で明かし「これ以上コメントしない」と投稿した。

 

英紙フィナンシャル・タイムズは同日、航行データを確認したところ、中国船はロシアのウスチ・ルーガ港を出港し、エジプトに向かう予定だったと報じた。

今回破損した2カ所に近い場所を航行していたという。同紙によると、スウェーデン政府もこの中国船の動きを注視している。

 

フィンランドとドイツの両政府は18日の共同声明で、ロシアのウクライナ侵略に加えて「悪意ある勢力によるハイブリッド戦争からも脅かされている」と強調した。

バルト海では2023年10月にも海底パイプラインの破損が発生した。

 

関係国は北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)の協力を得ながら原因究明と警戒監視にあたる。

 

 

 
 
 
 
ウクライナ侵略

2022年2月、ロシアがウクライナに侵略しました。戦況や世界各国の動きなど、関連する最新ニュースと解説をまとめました。

 

 

日経記事2024.11.21より引用

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。