だから兄弟は、一卵性双生児でない限り、そっくりではありません。
これは簡単な中学・高校の数額で計算できます。
人間の染色体の数は23対の46本です。 精子と卵子は減数分裂と言って、23本づつの染色体をもちます。
23本の精子と23本の卵子が受精して、46本の染色体を持つ人間(赤ちゃん)が生まれます。
精子と卵子に含まれる23本の染色体の可能性は、それぞれ2の23乗通りなので、受精して生まれる赤ちゃんの可能性は、2の23乗(=838万8608通り)x2の23乗(=838万8608通り)=約70兆通りあります。
ただ、人間の体も、高齢化やたまたま酒を飲んだ,etc.によって、減数分裂を間違える場合があります。
その時、精子か卵子が減数分裂で23本にならずに、22本と24本になったとしましょう。
そうすると、24本(体が間違った)の染色体と23本(正しい)の精子と卵子が受精すると、染色体が普通の人より1本多い46本の赤ちゃんが生まれます。 これがダウン症の赤ちゃんです。
「あの日、父ちゃんが酒さへ飲んでこなかったら・・・」というケースです。 ただ、思う白いことに、子供可能性は無限で、世間と同じでない人は、音楽や絵画、特に芸術面で天才的な才能を見せる場合が多くあります。
どちらにしても、自分たちの子供には間違いないので、大事に育ててあげましょう。
太古は、腕力の強い子孫が望まれましたが、最近では、本能的に頭の良い子が欲しいと思うお母さんが多くなりました。気持ちは分かります。
子供の将来を考えたら、その方がよいに間違いはありません。 それで頭の良いというだけで、結婚相手を選んでも、上記の通り70兆通りもあるわけですから、二人の子供が頭が良いとは限りません。
スポーツや幻術の政界でも同じです。
また自分はお勉強はできるけど、不細工に生まれてしまったために、つらい思いをしてきたという男性は、美人と結婚し、ハンサムや美人の子供を作り、幸せになってほしいと思うのが親心ですが、芸能人を見てもあれっという場合が多いです。 くどいようですが、同じ理由です。
喩え子供が美男美女でなくても。がっかりせずに、自分たちの子供には間違いないのですから、大事に育ててあげましょう。
思いやりのある楽しい家庭が一番です。
生物学的には人間の新しい生命体を創れたことで、ミッション(使命)コンプリート(完遂)です。
以上