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NATO事務総長補、首脳会議「岸田氏招待の可能性高い」

2023-11-13 21:04:29 | 国際政治・財閥


  インタビューに応じるNATOのファンウィール事務総長補(13日、東京都文京区)

 

 

北大西洋条約機構(NATO)のデイビット・ファンウィール事務総長補は13日、2024年7月に米ワシントンで開くNATO首脳会議について「日本の岸田文雄首相を招待する可能性は非常に高い」と述べた。サイバー防衛や情報戦への対応など地理的な制約に縛られない分野で日本との協力を深めることに意欲を示した。

都内で日本経済新聞の取材に応じた。これまでに岸田氏はNATO首脳会議に「パートナー国」の首脳として2度招待された。NATO結成75周年の節目にあたる来年の首脳会議に招待されれば、3年連続の出席となる見込みだ。


ファンウィール氏は日本とNATOが今年7月、安全保障協力に関する4カ年計画「国別適合パートナーシップ計画(ITPP)」で合意したことに触れ、「日NATOの協力関係はより具体的なものになってきている」と指摘した。

日NATOのITPPではサイバー防衛や人工知能(AI)、偽情報対策など地理的な概念に関わらない「新領域」での協力を掲げている。ファンウィール氏は「サイバー防衛などはどの地域にいても変わりないグローバルな課題だ」と指摘。その上で「同じ価値観を共有する国と団結して立ち向かわなければならない」と強調した。


NATO首脳会議は、これらの協力分野で「実際に何を行ってきたかを棚卸しする絶好の機会になる」と語り、岸田氏を招待する意義を強調した。韓国やオーストラリア、ニュージーランドの首脳を招待する可能性にも言及し、インド太平洋地域の国々との連携を強める姿勢を示した。

NATOが東京に連絡事務所を新たにつくる案については「まだ検討中で、議論の行方を待つしかない」と述べた。NATO事務局はアジア初の連絡事務所を東京に新設する案の調整を進めてきたが、中国との経済関係を重視するフランスのマクロン大統領が反対している。


ファンウィール氏は「連絡事務所は日NATOの日常的な協力関係を支援する小さな大使館のような案で、作戦本部ではない」と強調した。フランスをどう説得するかについては「議論の様子を見るしかない」と述べるにとどめた。

 

北大西洋条約機構(NATO)のデイビット・ファンウィール事務総長補は13日、2024年7月に米ワシントンで開くNATO首脳会議について「日本の岸田文雄首相を招待する可能性は非常に高い」と述べた。サイバー防衛や情報戦への対応など地理的な制約に縛られない分野で日本との協力を深めることに意欲を示した。

都内で日本経済新聞の取材に応じた。これまでに岸田氏はNATO首脳会議に「パートナー国」の首脳として2度招待された。NATO結成75周年の節目にあたる来年の首脳会議に招待されれば、3年連続の出席となる見込みだ。


ファンウィール氏は日本とNATOが今年7月、安全保障協力に関する4カ年計画「国別適合パートナーシップ計画(ITPP)」で合意したことに触れ、「日NATOの協力関係はより具体的なものになってきている」と指摘した。

日NATOのITPPではサイバー防衛や人工知能(AI)、偽情報対策など地理的な概念に関わらない「新領域」での協力を掲げている。ファンウィール氏は「サイバー防衛などはどの地域にいても変わりないグローバルな課題だ」と指摘。その上で「同じ価値観を共有する国と団結して立ち向かわなければならない」と強調した。


NATO首脳会議は、これらの協力分野で「実際に何を行ってきたかを棚卸しする絶好の機会になる」と語り、岸田氏を招待する意義を強調した。韓国やオーストラリア、ニュージーランドの首脳を招待する可能性にも言及し、インド太平洋地域の国々との連携を強める姿勢を示した。

NATOが東京に連絡事務所を新たにつくる案については「まだ検討中で、議論の行方を待つしかない」と述べた。NATO事務局はアジア初の連絡事務所を東京に新設する案の調整を進めてきたが、中国との経済関係を重視するフランスのマクロン大統領が反対している。


ファンウィール氏は「連絡事務所は日NATOの日常的な協力関係を支援する小さな大使館のような案で、作戦本部ではない」と強調した。フランスをどう説得するかについては「議論の様子を見るしかない」と述べるにとどめた。

(田口翔一朗)

 

 

日系記事 2023.11.13より引用

 

 

 

 


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