ブリンケン米国務長官(24年12月、ニューヨーク)=ロイター
【ワシントン=共同】
米国務省は3日、ブリンケン長官が4〜9日に韓国、日本、フランスを歴訪すると発表した。20日のトランプ次期大統領の就任を前に、日韓両国で日米韓3カ国の安全保障協力を継続する方針を確認し、フランスではロシアのウクライナ侵攻への対応や中東情勢を協議する。
尹錫悦大統領が国会で弾劾訴追され、政治の混乱が続く韓国では民主的プロセスの回復を支えると伝え、ロシアとの軍事協力を強める北朝鮮への対応も話し合う。
日本では東・南シナ海で威圧的行動を強める中国への対応、北朝鮮の核・ミサイル開発や拉致問題で緊密に連携する方針を確認する。
日経記事2025.1.4より引用