自分で植えた覚えのないさんしょの木が 庭に 小さいけど3本。
芽吹いたばかりの一番小さくて柔らかい葉っぱを片手の平いっぱいほど摘んだ。
指先はキョーレツなさんしょの香りがいつまでも・・・
が・・・嫌いではない、ふむふむ・・・
出来上がったのは、ぐい飲みの底にわずかばかりのさんしょの佃煮。
香りそのまま、刺激的な、かっら~い食品の出来上がり。覚悟して食す!!!
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春爛漫の中で、目の前の花々に魅せられていると、
地震も原発事故もみんな夢の中だったかと思えてくる。
現実には、まだ、何一つ解決したわけでもなく、
原発にいたっては、まったく危険な状態から脱出できないでいるのだ。
花を愛でていていいのだろうかとふと思う時がある。
人の手が及ぶ所では、たぶん毎日毎日一歩ずつ、なにかしらが、
昨日より今日の方がよくなって復興が進んでいるに違いない(と思う)
でも簡単に人の手には負えなくなってしまった危険な怪物は、
もうこれ以上暴れさせないためにも、
ずっと忘れないで、目を離さずに、しっかり見つめていく事が大切、と思う。