Eos5D写真三昧 格安の海外旅行記と国内旅行のすすめ

海外旅行の情報を旅行記として綴った記録。EOS5Dとiphoneで撮った写真をあげております。

11:食とトイレ事情

2010年10月03日 05時40分02秒 | 中国旅行記2010年8月
写真は西安での朝食。
李先生という屋号の、中国で300軒もあるチェーン店で肉ラーメンを注文した。値段は15元。だが、このラーメンには余計なものが入っていたのである。それは…「小蝿」。油でカリカリに揚がった小蝿の死骸がスープの表面に浮いていたのである。返金を主張しようと思ったが、中国といえば毒入りギョーザ、毒入り歯磨き粉、廃棄物入りおもちゃで有名な国である。返金交渉はとても疲れることになると思ったので、クレームをつけてどんぶりを取り替えてもらおうかと思ったが、その考えは3秒で撤回した。小蝿は見れば、油でカリカリに揚がっている。これは後から混入したものではない。スープ鍋の中でじっくりと煮られたものに違いない。ということは、取り替えられても、そのスープにはハエのエキスが入っているワケで、まったく意味が無い。店内には「李先生の創業のビデオ映像」が流れていたが、すべてが空々しく思えてしまった。300軒のチェーン店といっても、中国ではこんなものである。私のどんぶりにハエが入っていたのは、天文学的な確率ではあるまい。おそらく1/1000以上ではあるまい。鍋にハエが入るのなんかは、日常茶飯事であろう。そういう文化の地域でわめき回しても、相手にはこちらの感覚は理解できまい。


さて、次はトイレ事情である。中国のトイレには紙がない。紙は自分で用意しなければならないのだ。自分の腹具合、便意具合をよくよく見計らっておかないと、中国ではヒドイ目にあう。中国のトイレで紙がある施設は、空港かマックなどの外資系の店しかない。それですら、トイレのロールタオルのように、器具の中にトイレットペーパーが収納されており、使う分しか引き出すことが出来ない。こういうつくりにしておかないと、トイレットペーパーを盗っていく輩が多いのであろう。勿論列車のトイレには紙がない。
中国を旅行するなら「ティッシュ」は必須アイテムである。しかもこの国のトイレは非常に不衛生だ。列車のトイレなど、前の人のしたウンコが流れずに、そのまま便器に張り付いている時などがある。さすが後進国である。モラルにおいても後進国である。