「りす、服を見に行くけど、来る?」
義母が尋ねた。
毎週木曜の食料の買出し日以外、めったに外出しない我が家、
二つ返事で承諾した私。
義母は庭仕事用のズボン(日本はこのフランスから来た言葉でなく英語のパンツ、を使うらしいな、う~ん、いや、ここはドイツ、ドイツ語で行くか!)
庭仕事用のホーゼ(Hose)が欲しいらしい。
庭仕事って、ちょいとかっこよく言うと、ガーデニング。
これまた英語からか・・・日本は英語が大好きだな。
日本で読んだハイソな雑誌に「欧米のセレブのマダムは着古したブランド物のパンツをガーデニング用にする」とあった。
義母は欧米人というところだけで、セレブではないし、日本で知られているところのヨーロッパ高級ブランドの服など一つも持っていない。
しかも、うちの庭は「ガーデニング」という言葉がふさわしいかどうかわからない。
畑、りんごの木もあるので、「野良仕事」というのが合う雰囲気がする。
ということは、彼女、野良着が欲しいのだな、ということになる。
いくらブランド服がなくても、普段着の着古したのがあるだろ、と思うのだが、
彼女なりの野良着のこだわりあるらしい。
適度な生地の厚さと、取り扱いやすさ(洗濯機でガンガン洗える)、そして、
なんといっても、春から夏用の明るい色の野良着が欲しいらしい。
おしゃれな義母、野良着にもこだわりがあるのだ。
手持ちの古いホーゼで、野良着にしていいようなものがないらしい。
で、わざわざ野良着を買いに行くことにしたのだ~
車で20分ぐらいのところの衣類量販店。
数千円から数万円の品が並ぶこの店、ホーゼに関しては裏にある自社工場で生産しているので、安く手に入るのだそう。
この日、運がよかった~
売れ残りのホーゼがなんと、5ユーロ(650円くらい)からたくさん並んでいた。
義母は5ユーロホーゼを何着も試着した。
野良着ひとつ選ぶのにそんなに気を遣うものなのか?
いちいち私を呼び、これはどうだ?と尋ねるのだが、私の意見は聞かず、自分で「ここはぴったりしていない、この色は変だ」と納得していた。
訊くなよ
たくさんの5ユーロホーゼの中から、野良着にふさわしい一着を選んだ義母。
明るい茶色、涼しげな生地。
元の値段は30ユーロ。売れ残った処分品。
さて、私はサイズの問題があり、この店ではホーゼを買うことが不可能なはずだった。
が、元の値段65ユーロ(9000円くらい)が5ユーロになっているワンサイズ大きいホーゼを見つけ、試着してみたら・・・・
なんと!
少々腰周りが大きいだけで、あとは何とかなりそうだった~!!
ベルトをすれば、大丈夫!
お買い上げ~
脚の部分の幅がもうちょっと狭いと、いいのだけど。
股下の長さはほぼぴったり。おお、ドイツ人、わたしより足が太いか!
ま、これだけ値引きされている品、ま、いいか~
義母のホーゼは撮影するチャンスを逃した。
5ユーロの値段シールが貼られるまで、何枚か重なっている。
そっとはがしてみると、35、25、10ユーロとだんだん下げていったようだ~
サイズが小さいから、売れ残ったのだろうな~
もっと若者が来る店にあれば、売れていたかもしれない。
ちなみにこの「rosner」、少し前まで日本人が所有していた会社らしい。
これまでに何度も異常に安く買った衣類を紹介しているのだが、
少々恥ずかしい~
嫁に来る前から、ここには私のサイズがないことを知っていたので、
たくさん持ってきたのだけど、やっぱり、服を見て歩くのが楽しいのだ。
必要ではないのに、割引されていると、買ってしまうのである。
それで、うれしくて、ついついブログ記事にしてしまう。
日本より娯楽の少ないここ、こんなふうに楽しみを見つけて過ごしている私。
二人で合計10ユーロしかこの店に貢献していない。
あは~、倒産しないでね~
義母と私、嬉々として家に向かった。
義母が尋ねた。
毎週木曜の食料の買出し日以外、めったに外出しない我が家、
二つ返事で承諾した私。
義母は庭仕事用のズボン(日本はこのフランスから来た言葉でなく英語のパンツ、を使うらしいな、う~ん、いや、ここはドイツ、ドイツ語で行くか!)
庭仕事用のホーゼ(Hose)が欲しいらしい。
庭仕事って、ちょいとかっこよく言うと、ガーデニング。
これまた英語からか・・・日本は英語が大好きだな。
日本で読んだハイソな雑誌に「欧米のセレブのマダムは着古したブランド物のパンツをガーデニング用にする」とあった。
義母は欧米人というところだけで、セレブではないし、日本で知られているところのヨーロッパ高級ブランドの服など一つも持っていない。
しかも、うちの庭は「ガーデニング」という言葉がふさわしいかどうかわからない。
畑、りんごの木もあるので、「野良仕事」というのが合う雰囲気がする。
ということは、彼女、野良着が欲しいのだな、ということになる。
いくらブランド服がなくても、普段着の着古したのがあるだろ、と思うのだが、
彼女なりの野良着のこだわりあるらしい。
適度な生地の厚さと、取り扱いやすさ(洗濯機でガンガン洗える)、そして、
なんといっても、春から夏用の明るい色の野良着が欲しいらしい。
おしゃれな義母、野良着にもこだわりがあるのだ。
手持ちの古いホーゼで、野良着にしていいようなものがないらしい。
で、わざわざ野良着を買いに行くことにしたのだ~
車で20分ぐらいのところの衣類量販店。
数千円から数万円の品が並ぶこの店、ホーゼに関しては裏にある自社工場で生産しているので、安く手に入るのだそう。
この日、運がよかった~
売れ残りのホーゼがなんと、5ユーロ(650円くらい)からたくさん並んでいた。
義母は5ユーロホーゼを何着も試着した。
野良着ひとつ選ぶのにそんなに気を遣うものなのか?
いちいち私を呼び、これはどうだ?と尋ねるのだが、私の意見は聞かず、自分で「ここはぴったりしていない、この色は変だ」と納得していた。
訊くなよ
たくさんの5ユーロホーゼの中から、野良着にふさわしい一着を選んだ義母。
明るい茶色、涼しげな生地。
元の値段は30ユーロ。売れ残った処分品。
さて、私はサイズの問題があり、この店ではホーゼを買うことが不可能なはずだった。
が、元の値段65ユーロ(9000円くらい)が5ユーロになっているワンサイズ大きいホーゼを見つけ、試着してみたら・・・・
なんと!
少々腰周りが大きいだけで、あとは何とかなりそうだった~!!
ベルトをすれば、大丈夫!
お買い上げ~
脚の部分の幅がもうちょっと狭いと、いいのだけど。
股下の長さはほぼぴったり。おお、ドイツ人、わたしより足が太いか!
ま、これだけ値引きされている品、ま、いいか~
義母のホーゼは撮影するチャンスを逃した。
5ユーロの値段シールが貼られるまで、何枚か重なっている。
そっとはがしてみると、35、25、10ユーロとだんだん下げていったようだ~
サイズが小さいから、売れ残ったのだろうな~
もっと若者が来る店にあれば、売れていたかもしれない。
ちなみにこの「rosner」、少し前まで日本人が所有していた会社らしい。
これまでに何度も異常に安く買った衣類を紹介しているのだが、
少々恥ずかしい~
嫁に来る前から、ここには私のサイズがないことを知っていたので、
たくさん持ってきたのだけど、やっぱり、服を見て歩くのが楽しいのだ。
必要ではないのに、割引されていると、買ってしまうのである。
それで、うれしくて、ついついブログ記事にしてしまう。
日本より娯楽の少ないここ、こんなふうに楽しみを見つけて過ごしている私。
二人で合計10ユーロしかこの店に貢献していない。
あは~、倒産しないでね~
義母と私、嬉々として家に向かった。