『Bob Dylan Live 1961-2000』をレンタルしてきた。ディランの39年間のライブから選りすぐった音源を集めた企画アルバムだ。
39年間・・・凄まじい。しかし、この間にディランは様々な趣向を凝らしてきた。ジャンルを越えることはもちろん、唄い方を変えてみたり、事故に遭ってみたり、思想を変えてみたり、やはり歴史が永くなればなるほど、統一性は失われるのではないか?しかも、全てライブ音源だ。いくら現代の技術をもってしてデジタルリマスタリングだのなんだのしてみても、企画的に無茶だろう。そんな冷やかし半分の思いで借りてきたのだが、率直な意見として「マイッタ」である。打ちのめされる、いや、ただ、嬉しくなる。39年間の永きに渡って、ディランはディランであった。
乱雑に並べられた(いや、きっとなんらかの意図はあるのだろうが)年代、曲順、明らかにディランの声の伸びや、曲調はその時代によって微妙に、中にはあからさまに違うのだが、そんなことはおかまいなしに、一貫してディランはディランなのである。そう、私の中に響いてくるディランは同一なのである。
改めて言うが、これは本当にスゴイことである。39年間・・・確かに、ひとりの人間なのであるから変わるはずもない、と一言で片付けられるかもしれないが、いやいや、そんな代物ではない!ということは、ボブ・ディランという偉大なミュージシャンを知れば、きっと理解していただけるはずである。
理屈のいらない、人である。
39年間・・・凄まじい。しかし、この間にディランは様々な趣向を凝らしてきた。ジャンルを越えることはもちろん、唄い方を変えてみたり、事故に遭ってみたり、思想を変えてみたり、やはり歴史が永くなればなるほど、統一性は失われるのではないか?しかも、全てライブ音源だ。いくら現代の技術をもってしてデジタルリマスタリングだのなんだのしてみても、企画的に無茶だろう。そんな冷やかし半分の思いで借りてきたのだが、率直な意見として「マイッタ」である。打ちのめされる、いや、ただ、嬉しくなる。39年間の永きに渡って、ディランはディランであった。
乱雑に並べられた(いや、きっとなんらかの意図はあるのだろうが)年代、曲順、明らかにディランの声の伸びや、曲調はその時代によって微妙に、中にはあからさまに違うのだが、そんなことはおかまいなしに、一貫してディランはディランなのである。そう、私の中に響いてくるディランは同一なのである。
改めて言うが、これは本当にスゴイことである。39年間・・・確かに、ひとりの人間なのであるから変わるはずもない、と一言で片付けられるかもしれないが、いやいや、そんな代物ではない!ということは、ボブ・ディランという偉大なミュージシャンを知れば、きっと理解していただけるはずである。
理屈のいらない、人である。