今朝、通勤途中のゴミ集積所にカラスが三羽、群がっていた。チョコチョコと口ばしやら、か細い足を使いながら生ゴミの袋をどうにかしようとしている。それを見かけた近所のオッサンがわざとらしいくらいに片腕を振り上げ、
「コラー!」と大声張り上げ追っ払っていた。
カラスたちはそんなオッサンを一瞥もせずに余裕しゃくしゃくの体で身軽に飛び上がり、電線に身を置き、オッサンを見下している。
オッサンがクルリと踵を反すと、カラスらは再び舞い降り生ゴミを突っつく。
それに気付いたオッサンが、またもや
「コラー!」である。まるで吉本新喜劇だ。
最近、各地方の自治体などで増え続けるカラスの対策を検討している、とニュースなどでよく見かける。『捕獲作戦』やら『撃退術』など、色々苦労している様子だが、それよりもまず、私たち人間がやらなければいけないことは『生ゴミを減らす』ことである。あれだけ山のように、まだ十分食えそうな食べ物が積まれてあればカラスでなくとも
「喰ってもいいだろ!」と言いたくなる。いや、私は食わないが・・・。
しかし、この飽食の国において、それもなかなか難しいことであるのはよく解かる。だが、『無駄を少なくする』この気持ちひとつだけでも大切なのである。僅かなことの積み重ねが、全体を変えてゆくのだと、私はそう思う。
であるからして、真剣にカラスを追い払うオッサンの姿を私は笑うことは、しない。
「コラー!」と大声張り上げ追っ払っていた。
カラスたちはそんなオッサンを一瞥もせずに余裕しゃくしゃくの体で身軽に飛び上がり、電線に身を置き、オッサンを見下している。
オッサンがクルリと踵を反すと、カラスらは再び舞い降り生ゴミを突っつく。
それに気付いたオッサンが、またもや
「コラー!」である。まるで吉本新喜劇だ。
最近、各地方の自治体などで増え続けるカラスの対策を検討している、とニュースなどでよく見かける。『捕獲作戦』やら『撃退術』など、色々苦労している様子だが、それよりもまず、私たち人間がやらなければいけないことは『生ゴミを減らす』ことである。あれだけ山のように、まだ十分食えそうな食べ物が積まれてあればカラスでなくとも
「喰ってもいいだろ!」と言いたくなる。いや、私は食わないが・・・。
しかし、この飽食の国において、それもなかなか難しいことであるのはよく解かる。だが、『無駄を少なくする』この気持ちひとつだけでも大切なのである。僅かなことの積み重ねが、全体を変えてゆくのだと、私はそう思う。
であるからして、真剣にカラスを追い払うオッサンの姿を私は笑うことは、しない。