雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

前戯は大事です

2007-12-29 | 雑記
 今日から年末休みに突入ということで、眉毛を剃りました。いえいえ、全剃りではありません。ちょいとカタチを整えようと、瞼の辺りなんぞを、眉剃りでチョイチョイ。
 
 まぁ、別に年末休みとは関係ありませんです。朝、顔を洗いながら鏡を覗いたら、急に剃りたくなっただけなんです、剃り剃り。

 で、思わず剃り過ぎた、とか、片眉んなった、とかはないです。わりと小奇麗に剃れました。よしよし。

 だが、しかし、なにぶん突然思い立って剃り始めたもんで、特にローションだのなんだのをつけずに直剃りしたために、剃り終った後、眉毛下、瞼辺りがチリチリと痛み出してきました。あぁ、ヒリヒリ。

 その痛みは退くことを知らず、徐々にその勢いを増してきて、ついには瞼周辺が赤く腫れ上がってくる始末。ううぅ・・・今も、痛いんです。。。

 そう、要するにアレです。充分に潤ってないのに無理やり挿入とかはダメです・・・ぢゃなくって、ちゃんと濡らしたり蒸らしたりして、準備万端で事に取り掛からなければ、という話です。

 連休初日から良い教訓を得た気がしました。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ある朝スウプは

2007-12-29 | 映画
 ある日突然、パニック障害を患った『北川くん』は通常の社会生活が送れなくなり、引きこもって在宅の仕事に就く。そんな北川くんを同棲中の彼女『志津』が献身的に支える。そんな日々の中、とあるセミナーに通い始めた北川くんの様子が変わり始める。怪しげな黄色いソファを買ってきたり、腕に数珠を巻いたり、志津が問いただすと、どうやら北川くんは新興宗教にハマってしまったらしい。
 そんな北川くんを必死に戻そうとする志津。しかし、北川くんの心の拠り所はもはや新興宗教であった・・・。

 かなりのリアリティで描き出されている痛いほど切ない純愛映画。しかもこれ、自主制作映画なんだと。だから、そんなに派手さはないんだけれど、でも、だからこそ、脚本とかカメラワークは最高でした。演技もホント、自然で、あるカップルの私生活を覗いている、そんな感覚に陥りました。

 こういう邦画があるからこそ、自分は邦画が好きなんだなぁ、と、つくづく思いました。

 ちなみにコレも近所のレンタル屋には置いてありません。こんな最良の作品を常備していない近所のレンタル屋って、どうよ?
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

閉じる日

2007-12-29 | 映画
 行定 勲監督の『閉じる日』を観ました。

 以前から気になっていた作品でしたが、先送り先送りしていたら、とうとう近所のレンタル屋から姿を消していました・・・。だもんで、ちょいと足を伸ばして大型店舗で借りてきました。

 姉と弟の近親相姦や殺人、そんな毒々しいシチュエーションなんですが、特に重たさを感じさせなかったのは、偏に女子高生(綾花)の放尿シーンの賜物でしょうか?ハイ、違いますね、行定監督の『色』でしょうね。

 ラストは人によって感じ方は違うでしょうが、個人的には実に素晴らしいラストだったと思います。内容的にも、映像的にも、女子高生が絡んでいるんで個人的に◎です(なにはともあれ、女子高生かい・・・

 ただ、永瀬正敏や富樫真さんは非常にいい演技を見せているんですが、若手の二人が・・・かなりイタイ・・・学芸会並みです。。。

 でも、もしかして、話の根本的な部分で考えてみると(小説がキーワード)あのイタイ演技やセリフ回しも、もしや計算か?と思えてしまうんですが、たぶん、そんなことはないでしょう。深読みしすぎです。

 ともあれ、こんないい映画を引っ込めてしまった近所のレンタル屋は、どんなもんでしょうかね?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

家日和/奥田 英朗

2007-12-29 | 小説
 ネットオークションにハマる主婦。『サニーデイ』
 
 突然の会社倒産で主夫に目覚める旦那。『ここが青山』
 
 別居して自分の城を築きはじめる三十八歳の平凡な営業マン。『家においでよ』

 夢と妄想で欲情を膨らます内職主婦。『グレープフルーツ・モンスター』
 
 猪突猛進型の夫に振り回されるイラストレーター。『夫とカーテン』
 
 近所のロハス信者や急にロハスに凝りだした妻を皮肉った小説を書きたいN木賞作家。『妻と玄米御飯』


 そんな六つの≪在宅≫短編集です。

 さすが、『イン・ザ・プール』の奥田英朗氏。文句なしに楽しめます。これほど笑いのとれる小説家って、そうそういませんよ。
 そして相変わらず、カルい毒を吐きまくってますから(笑
 今回は控えめですがヅラネタとシモネタもキッチリ挿入されてました(爆
 たぶん、ヅラネタとシモネタを書かせたらこの人の右に出るものはいないと思う。。。

 いや、でも、それだけではなくって、ホント、作中に漂うほのぼのとした空気が、またなんともいえずオモロオカシイんです。もっともっと読みたくなってしまう中毒作家さんの一人です☆


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする