雲跳【うんちょう】

あの雲を跳び越えたなら

黒谷さやか

2008-03-11 | 雑記
 とある喫茶店に、黒谷友香に似ている女性店員がいる。

 背もスラッと高くて、とてもキレイな女性だ。

 だが、時々、どういうワケか青木さやかに似ているときもある。

 この二人、似てるのか?いや、似てないだろー?


 まぁ、とりあえず、彼女は『黒谷さやか』と命名しておく。

 その黒谷さやかなんだが、私が「有機栽培コーヒー二つ」と注文すると、いつも笑みを浮かべて頷き、「オーガニック、ツー!」と厨房へ通す。

 それがなんだかワカラナイけど、ちょっと気恥ずかしくなってしまう。

 思い切って「オーガニック二つ」とか注文してみようかしら?などとも思うのだが、メニューには『有機栽培コーヒー』と明記してある。

 あぁ、そうだ!そうそう、その「オーガニック、ツー」と叫ぶ前、微かに笑みを浮かべる顔が、青木さやかに似ているんだ。

 洗い物とか、淡々と仕事をこなしているときは、黒谷友香なのに・・・・。





 それはそうと、

 このまえ街中で、顔は朝青龍で、ヘアスタイルとファッションが



 エビちゃん、な女性を見た。



 なんだかとても憂鬱な気分に、なった。。。


 
コメント (2)
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最悪/奥田 英朗

2008-03-11 | 小説
 かなりガッツリとキタ、奥田英朗氏の長編『最悪』

 内容はもちろん、本の厚みもハンパなく重厚で、今まで敬遠していましたが読み始めると、何てことはない。ズンズンズンズンと惹き込まれていき、終盤にかけては加速的に読む手が止まらなくなってしまいました。

 奥田氏にしては珍しく(?)特に笑わせるでもなく、かといってエンターテイメント性がないわけでもなく、「オモシロイ!」と一言で片付けてしまえない、なんだか、社会のやるせなさと言うか、人間のやるせなさというか・・・そう、いつもの軽快な毒が重厚な毒になって散りばめられた感じ。でも、読後は不思議と爽快さが漂っている、みたいな?
 
 いや、でも、いつもほどの爽快さはないかな?どっちだ?

 とにかく、かなりの長編にもかかわらず、全く飽きることなく読ませるってのは本当にスゴイことだと思います。

 プロットがずば抜けて優れてるんだよなー、奥田英朗って。

 
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