先日から予告されていた、WSJT-X v2.2.0-rc1 がリリースされました。
インストールし、テストランしていますが、今のところ順調に動作しています。
フレコミにもあったとおり、デコード結果の表示が速くなっているようですが、
相手側のバージョンは古いままと思われるので、真価は発揮していないようです。
リリースノートの中から、とりあえず関係部分の機械翻訳を掲載します。
(以下、機械翻訳 一部抜粋)
1.1。バージョン2.2.0-rc1の新機能
デコーダーの改善
FT4:状況によっては、AP(アプリオリ)デコードやマルチパスデコードを妨げていたバグを修正しました。APデコードのアルゴリズムを改善および拡張しました。
FT8:デコードが3つの間隔に分散されるようになりました。1つ目は11.8秒でRxシーケンスを開始し、通常、可能なデコードの約85%を生成するため、ほとんどのデコードが以前よりはるかに早く表示されます。2番目の処理ステップは13.5秒で始まり、最後のステップは14.7秒です。混雑したバンドの全体的なデコード歩留まりが10%以上改善されました。受信レイテンシが0.2秒を超えるシステムでは、改善点は小さくなりますが、以前よりも多くのデコードが見られます。
SNRの推定値が+20 dBで飽和することはなくなり、通過帯域内の大きな信号によって、弱い信号のSNRが低くバイアスされることはなくなりました。累積ジャーナルファイルALL.TXTに書き込まれる時刻は、T / Rシーケンス境界の後にデコードが発生した場合でも正しくなります。FT8 DXpeditionモードで、フォックスに複合コールサインがある場合、APデコードがハウンドに実装されるようになりました。
~ 中略 ~
マイナーな機能強化とバグ修正
Save Noneは、一時的であっても、.wavファイルをディスクに書き込みません。
WW Digiコンテストの明示的なエントリが、設定の特別な操作アクティビティに追加されました。詳細タブ。
コンテストモードFT4は、Tx4メッセージに常にRR73を使用するようになりました。
キーボードショートカットがアクセシビリティの補助として追加されました 。Alt + RはTx4メッセージをRR73に設定し、Ctrl + RはそれをRRRに設定します。
ステータスバーには、今、最新のRxシーケンスで見つかったデコードの数が表示されます。
部分的な色覚異常の補助として、ワイドグラフの周波数スケールでRx周波数をマークする「逆ゴールポスト」は、緑色の濃い色になっています。
~ 以上 ~