ここのところ、FT8 により、80m、40m のニューがいくつかできています。どうやら、とにかく、この FT8 というモードはローバンドで「レアでは無いけど伝搬的にちょっと苦労するところ」ができる優れものという感じです。
今日は、時間もありあれやこれやソフトウェア WSJT-X をいじってみました。以下は自分なりの運用Tipsです。あやふやな点、勘違い、間違えもありそうですが、アマチュア精神ということで・・・ hihi
【FT8 受信編 Tips】
- AGC を OFF にする。
- NR, NB も OFF にする。
- フィルターは3KHzにする。(3.6KHz でもいいかも)
- 時計合わせは必須。(0.5秒の狂いでも駄目だそうです)
【FT8 送信編 Tips】
- ALCメーターを監視し絶対に振らせない。過変調に注意。
- ソフト起動後、TX1 と TX4 をダブルクリックして、最少時間でQSOする。
- WSJT-X の Pwr は一段下げておいた方がいいようだ。
【FT8 運用編 Tips】
- とにかくクリアな周波数を見つけ「Hold Tx Freq」で呼ぶ。(Shift + クリックで送信周波数を選択)
- QSO後、忘れずに Log QSO する。
- 自分は、SAVE 項目は「None」でかまわない。(wavファイルを保存しない)
- Setting の Colors で CQ と New Call は超薄い色にして、ニューエンティティーを目立たせる。
- log ファイルのバックアップを時々とる。
【その他】
当局は IC-7851 を使用していますので、サウンドカードは送受信ともリグ内蔵のものを使用しています。このためノイズなどの混入もなく、FT8 で限界といわれる -24dB も何回となくデコードできています。試しにノートパソコンのサウンドカード+IFでデコードしてみましたが、それでは -21dB くらいが限界のようでした。現在はリグ内蔵サウンドカード+デスクトップパソコンで運用しています。
上記の Tips の中で、最も大事なのは「とにかくクリアな周波数で呼ぶ」ことだと思います。そういう意味では FT8 といえども、ワッチが最重要事項と思います。もちろん、だーれも呼んでいないならオンフレでもOKです。
パソコンが自動的にやってくれる・・・・と思いがちですが、DXing、特にレアエンティティーとのQSOにおいてはテクニックも必要な面白いモードです。
そうそう、ブーベも FT8 出るとのこと!!
各局 FB FT8 DXing !!
これにチェックを入れておくと73の送信タイミングでLog QSOのウィンドウが自動で立ち上がって便利ですよ。
素晴らしいアドバイスありがとうございます!さっそく設定しました。これなら忘れずにログインできますね!! ありがとうござます。
DE JH8RZJ
3エリアには枚方方面在住のJA2GRC局が20M-BandのFT8受信状況をWeb上に24時間公開されています。
拙宅からパワーを変えて送信してみて、このサイトで同時モニターした結果、50Wでも1kWでも占有帯域幅がほとんど広がらない事が解りました。
USB-Interface3+7610+PW1です。
(色は100Wから500Wにすると黄色から赤色に変わりましたので、出力の参考になりますね。w)
ただ、20M-Band以外はアンテナも違いますし、この限りでは無いと思われますが、このようなサイトが増えてくれると助かりますね。
それと、IC-7300+ACOM1000で内蔵コーディックを使用する際はコントロールパネル~サウンド~再生レベルを50ぐらいにしないと、WSJT-XのPwrスライダーを下げていてもAFSK-RTTY時代の所謂ロートーンで出すと子や孫が出ちゃうようです。
ALC表示値とかとは関係がありません。
内蔵コーディックの再生レベルも公開して頂いたら、皆さん助かると思われます。
モニター局の件、了解です。20m で実験してみます。
当局は、サウンド再生レベル「20」で ALC がかからないのでそうしています。ただ、ALC表示値とも関係ないようですね。パワースライダーについては、とにかくこの手のものは「MAX」は避けたほうが無難という素人考えで1段下げて使っていました。綺麗な電波でQRVできるように気をつけていきたいと思います。
もはや3KHz では帯域が足りない感じ。第二周波数とか必要になりそうな雰囲気ですね。
今後ともよろしくお願いします。
73 DE JH8RZJ
ですから、(屁)理屈ではデジタル機器ですから無線機内蔵のコーディックの再生値は100としてアプリ側から-20dBで送れば良いのですが。
ただファームウェアのバージョンなどでも差異があるかも知れませんし、子や孫を指摘した匿名のクレームが真実では無かったのかも知れません。
先ほど改めて自分で確かめると1kWでも再生値80程度で全く問題がありませんでした。
FT8 JT65等の低速単音系デジタルモードではCW同様ALCは本来は関係ないのではと思います。
FT8, JT65も短時間で見ると単一キャリアですので。
ただPCから送出される信号そのものが歪んでいて「単一出ない場合」は当然ALCの考慮が必要です。
私は「念の為」ALCは振らせないようにしておりますが、「絶対に触らせては駄目」というのは一種都市伝説ではないかと感じております。(^^)