無線のムに濁点

アマチュア無線・BCL・ユーティリィティー受信などなど デジタル絵日記

人工電離層があったとは!

2019-07-28 21:19:10 | アマチュア無線

(写真は Wikipedia より。宇宙にばらまかれた「針」)

今年5月、太陽の最大の謎とされる「なぜ太陽黒点が11年周期で増減するのか」の研究に王手とのニュースがありましたが、その後を知ろうとネットサーフィン(死語?)していたら、なんと、1960年代に「人工的に電離層を作る実験」があったことを知りました。

その名は「ウェスト・フォード計画

高度3500km~3800kmの宇宙空間に、長さ1.78cmの「針」を4億8000万本ばらまき、電離層に見立てて通信実験を行ったそうです。軍事的な必要性からのこの実験は成功したものの、科学者(天文学者)などの大反対にあい(あたりまえだ~!)、実験で終わったとのことです。確かに宇宙にこんな「ゴミ」をばらまかなくても、通信衛星の方がどんだけ確実かという話ですね!

うーーーーん。しっかし、こんなに SN=0 が続くと、人工でもなんでもいいから、

電離層 カモーーーン!

 

って思ってしまいます。


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