8月は平和について考える月ですね。今日は原爆投下された日。そんな時にオリンピック見ていていいのかとか、競技やってていいのかとか色々考えてしまいます。
コロナは一向に収まる気配がないし、地方も増えだし、暑さもくわわり日中は部屋に閉じこもっていなければならず。
心がささくれ立ってきますね。
復興五輪など遠の昔に吹っ飛んでるし。暑い中久しぶりに祈りの丘に行ってきました。去年の秋に植えられた樹木が、暑苦しいくらい茂っていて別なところに来た感じです。
平日でもちらほらと、祈りの丘に参拝する方がいらっしゃるのはありがたいです。土日は、キラキラ丼のウニ丼目当てに駐車場が満杯になるほど全国から人が来ます。そのうち何人が震災について、学んでいくのか。コロナが怖いので、地元民は寄り付きません。
唯一この高野会館が、震災時の津波の激しさを、建物内に入ると実感することができますが、あくまで私有地のものなので。いつまで遺されるのかはわかりません。
町としてはほかの市町村のように、震災でやられたままの建物など残っていません。どうやってあの惨劇を伝えようとしているのか、今一つ町長の考えがわからず。
不満だらけの町民たちです。まあ、自分たちの生活を立て直すので精一杯の10年でしたからね。震災遺構にまで考えが及ばなかったのは事実です。
広島や長崎のように、これからずうと語り継いでいかなければならないのに。
そんなことを想う一日でした。