お散歩日記 復興の日目指して

写真付きで見たことや日々感じたこと、震災に遭い今感じていることなど、記録にとどめたい。

デジブック 『帰 還』 そして又母の元に,お帰り。

2012-09-27 11:36:11 | 日記
デジブック 『帰 還』
3年前の南三陸町の様子                         すべての写真が流され,町の元の姿がわからなくなった。たまたまデジブックとして残していたこの「帰還」が,今では町にとっても貴重な資料となった。取材にこられた観光課の
職員が,「あっ,私の実家が写っている」と言われたので,嬉しくなりこのデジブックをDVD化して差し上げた。

ところで,昨年自衛隊の人が3キロも離れた浜辺で免許証とそれに入れていた息子達の小さいときの写真を見つけてくださり,奇跡的に戻ってきたという記事を載せた。

それを8000円もかけ修復してもらい,飾っているのだがそれを眺めて寝たせいなのか,翌朝この子達が津波に流され,亡くなった夢を見た。
朝から慟哭し,主人にバカだなあと言われたが,大川小の人達や,その他家族を亡くされた方々の心の痛みを,身をもって実感した。

でもね,その夢は逆さ夢だったよう。内陸部にある実家に時々子供たちの成長の様子を,写真で送っていた。それが,なかなか見つからずあきらめていたのに,お彼岸の日にでて来た。亡くなった父親がきちんと整理し,ずっと奥の棚にしまっておいてくれたのだ。

本当にその整理されたアルバムをみて,「あっ,お帰り。やっと母の元に帰ってきてくれたね。」と一枚めくっては涙。一枚めくっては涙。
もう成人し,働いている息子達とは一緒に暮らしていないので,母親としては子育てをしていた頃の息子達に一番会いたかった。

整理好きの父親に感謝し,墓参り。これからは,デジタル化し,いろいろな場所に記録を保管するということを考えねばとつくづく思った。
                                                                                 


世界一の笑顔     
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震災から1年半  精霊は何を見ているのか       デジブック 『篝 火』

2012-09-11 14:34:15 | 日記
デジブック 『篝 火』


2年前 八幡神社のきりこをかざり,五日町という商店街が町おこしにと始めた,篝火をたいて亡くなった人達の霊を送る行事が,おこなわれた。
しかし,この川も津波にやられ大きく変貌してしまった。それでも,今年この篝火をたく行事を復興させたという便りがあった。
残念ながらいけなかったけれども,本当に多くの精霊を川に流し,無事天国に帰るよう祈ったことだろう。

11日まで,NPOの人達による きりこの展示が町内の至る所に飾られている。



志津川湾の東北部に鮭が遡上する水戸川という清流が流れていた地域があった。そこに数十件の家が川とともにあったのだが今はすべて埋め尽くされ,瓦礫処理のための施設が整備されていた。ロボットのような異様な建物にビックリした。北九州市の市民団体が,宮城県を瓦礫の焼却によって精神的苦痛をうけたと告訴したそうだが,こんな物が建てられ故郷を無くした人達の精神的苦痛は,あなたたちの想像を絶する物です。
この清流の両脇に,貧しいながらも心優しい人達が住んでました。 津波に流され,すべて埋め立てられていた。
      ゴミを高温で処理する施設
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デジブック 『東北応援コンサート』

2012-09-02 16:51:30 | 日記
デジブック 『東北応援コンサート』


sayakaさんの被災地応援コンサートの様子を載せさせて頂きました。ありがたいことですね。
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