さんさん商店街は、この連休中半分以上のお店は休みです。キラキラ丼提供している食べ物屋さんは、テイクアウトのみ。しかも生ものは、持ちませんから普通の天丼とか、魚のフライとか。
お弁当をいろいろ工夫している用です。なのに、名古屋ナンバー、札幌ナンバー、湘南ナンバー、岡崎ナンバーなど他県を超えてやってきています。
どうしても、出歩きたいのですね。コロナウイルスが多発している地域から来られると、こちらとしては身構えてしまう。
やっと感染者数が0になってきているのに。来週あたりから学校再開できそうなのに。子供たちが可愛そうです。
大人なのですから、我慢してください。他県を超えての移動は慎みましょう。
自分の県や都や府で出かけられるところに行ってください。
今年は桜の撮影も少し控えていましたが、山に山菜とりなどに行くときれいな桜に出会います。
前から気になっていた桜にやっと会えました。
山里に桜沢というきれいな地名の地区があります。そこの地名の素になった桜を見つけました。
江戸時代伊達藩から蚕の養蚕を命じられ、他藩で盛んだった所に行って習得し地域に養蚕業を起こした
山内甚の丞さん宅に植えられていた桜を移植した所から桜沢という名前がついたそうです。ひころの里として、今は繭だま製品を作ったり織物を生産したりして、町の観光の一躍を担っています。
起源桜はいつも山間からちらっと見えていましたが、「おうち時間」ということで他県に行けない分、しっかりと町の歴史的桜を観察できました。手入れがしっかりされれば、まだまだ美しくなり、福島の三春桜にも負けない桜になると思うのですが。震災のせいで中々手が回らないというのが町の現状ですね。
コロナ騒ぎが終わったら、またしっかりと調べて載せたいですし、見学に来てほしいです。
残念ながらこの桜の近くに小さなホテルが震災後に建てられました。昔は牧歌的な田畑が広がり、大農家が茅葺の家に数件住んでいるところでした。
すっすりその面影はなくなってしまっていました。海辺のほうから土地を求めてこちらに田畑をつぶして家を建てた人がかなりあるのです。
天災には勝てないです。歴史的なものを守っていくことは難しい。甚の丞を祀る祠