伊達政宗が、慶長の大地震から藩の財政や民衆を復興させようとローマやスペインと密貿易を行おうとしていたことは有名です。
キリシタン弾圧が強まる前に、支倉常長らがローマ法王に謁見の船旅に出ました。彼らが1年後?はっきりはしませんが戻った時は、幕府は鎖国に入っていました。
今で言うロックダウン。それで困った伊達さまは密かに支倉常長らをどこぞに隠したのです。
そして、持ち帰ったバラ苗は、松島の夜の紅葉ライトアップで大人気の円通院に植えられました。お寺とバラとキリスト教。なんともちぐはぐですが、そこは日本人の得意技。
明治政府が廃仏毀釈を行ったときも、京都のお寺は上手く神社として行き残ってますよね。
話がずれました。要するにそのバラが植えられた円通院に、行ってきました。
仙台でガン検診がありその帰りに寄りました。病院も大きいところなので、コロナが怖かったけれどずいぶん患者が少なく、会計も密にならないよう工夫されていて、一安心。
小堀遠州が作ったといわれる庭園です。
このモミジ群の奥にひっそりと隠れるようにバラ園があります。秋に来るとあまり見られません。6月が緑のモミジと色とりどりのバラでそれはそれでまた良いものですよ。
秋田フキと竹林の中のバラもいいものです。