国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

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★水曜に来る塾生達へのメッセージ

2020-03-04 06:28:01 | 日記
★イルカ1のKさんへ
 本は読みましたか。
どちらかの本の感想文を見開きページ(2ページ)で書きましょう。
書く順番をじっくり考えて、決めてから書き始めましょうね。
文字はていねいに、読みやすい字を心がけてください。


★クジラ2グループへ
「夕刊とたこ焼き」をやりましょう。
まずは音読、その後に線を引きながら読解をしてやり進めること。
この物語の舞台は大阪、たこ焼きは大阪名物です。
登場人物の「私」と「少年」。
何とか太りたい「私」が太っている「少年」が食べているたこ焼きを、彼と一緒に新聞売りをして買って食べる・・そうすれば少年と同じように太ることができる(願望)と考えたわけです。
「私」と「少年」の境遇は違います。
たこ焼きは,家庭崩壊(かていほうかい・意味が分からないなら調べてね)している少年には主食・・生きていくために必要な食べ物なのです・・・
時間は、30分くらいで。
*ちょこっとミニ知識*
関西は、粉もん(お好み焼きやたこやき、うどんなどの小麦をつかった食品)文化の中心です。
この物語の作者宮本輝氏は、物語作り(ストーリーテーラー)の名手です。「泥の河」や「螢川」などの、しみじみとした感動がある作品を読んでみたいものです。



★イッサ2のグループへ
 テキストの06「海はいつも新しい」をやりましょう。
  テキストに直書きでいいので自学しましょう。
  最初の5分で、素早く集中音読。(分からない漢字・語句がある場合は、調べるか、聞く)
  2回目は読み進めながら問題をする。
  この問題は、問4,5,6が記述です。ここを空欄にしないように。
  時間は25分~30分でやりきる。
  
  この物語は、登場人物の明がカメの産卵シーンを観察していることから始まっています。
  その後に、明のそれへの感動・・それが卵に指をふれてはいけないという思いへとつな  がっていきます。
 
★ちょこっとミニ知識★
 ここに出てくるカメはウミガメ(海亀)です。種類としては、アオウミガメとアカウミガメと2種います。
 アオウミガメ(green turtle)は、見た目では無くて、体の脂肪が青っぽい(green)からそう言われるようです。草食性。日本では小笠原諸島などが、産卵地。
 アカウミガメは見た目が赤っぽいです。肉食性。産卵地は、沖縄、屋久島、四国など。
 どちらも大きいのは、1メートルからになります
どちらも絶滅危惧種です。
 登場人物の明君が見たのは、アカウミガメかな。
 産卵時期は、5月から6月。
 私は、お遍路さん道中の寄り道で四国の徳島県「日和佐ウミガメは博物館 カレッタ」でたっぷり見ました。
 1度でもいいので、産卵時期に明君のように見たいと思っていますが、残念ながらまだです。
・・・・・・・
浦島太郎を竜宮に連れていってくれたカメはアカウミガメと言われています。

また、ジョン万次郎が漂流してたどり着いた島(鳥島)で食料にしていたのウミガメの卵らしいです。
ジョン万次郎は少年時代(14歳ころ・あなたたちと同じですよ)に漂流して、米国の捕鯨船に助けられて米国で教育を受けて帰国した人。明治維新時に通訳として活躍。

ちなみにウミガメの肉もおいしいらしいです。(四国足摺の漁師さんお話。もう亡くなられたと思いますが)この方の民宿に、お遍路さんで泊まったときにマンボウの煮付けを食べました。おいしかったです。
さらに(実は食べてはいけないけど)網にかかっていたから保存してあるんじゃと、クジラ肉をこっそりご馳走してくださいました。今は懐かしい話。
・・・・・・・・・・・・・・
リンクを先をプチして,楽しんで知識を増やしてください。
日和佐ウミガメ博物館 カレッタ

ジョン万次郎資料館

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体験的平和論・・ウイルスとテロ

2020-03-04 05:01:50 | 日記
これは何でしょう
これはどこでしょう
(答は最後にあり)


SARSコロナウイルスによる全身性の感染症。
重症急性呼吸器症候群。
2002年11月16日に中国南部の広東省で非定型性肺炎の患者が報告されたのに端を発し、北半球のインド以東のアジアやカナダを中心に感染拡大、2003年3月12日にWHOから「グローバルアラート」が出され、同年7月5日に終息宣言が出されるまで、32の地域と国にわたり8,000人を超える症例が報告されました。
(WIKIより)

このSARS(今の新型コロナとよく似ているウイルス)が大流行した4月末に、私はベトナムへの1人旅を敢行しました。
旅程は当初、世界遺産であるハロン湾を訪ねるために、北のハノイまで行くつもりでしたが、すでにハノイでは流行が始まっていたので、予定を変更して10日ほどかけて南のサイゴンやダナン、古都フエなどをまわりました。
行きの便はANAでした。ジャンボ機だったのに、乗客はたったの5人!
更に銀のお盆に載せたマスクを、キャビンアテンダントが「お客さま、よろしかったらどうぞ」と持ってきてくれました。
こういうものに載せるとマスクが上品に見えました、です。
薬用石けんを持って行って、うがい手洗いをベトナムでもしっかりして無事に帰国しましたが、火中の栗を拾うかも、の旅でした。
(若いからできた、かな)


2001年9/11米国の同時多発テロの翌日に,成田からオランダのアムステルダム(スキポール空港)に出ました。
成田はとても空いていました。更に、乗り換えのドイツのフランクフルトは空港の半分の灯りが消えていました。米国の飛行機が運航しないと、空港の半分が閉鎖される、とリアルに実感。もちろん、ヨーロッパのハブ空港の1つであるスキポールも同じでした。
平和で、世界が安定していることの大切さをここでも味わいました。
同年10月、オランダの友人宅からエジプトにひとり旅。
南部のアブシンベル宮殿へフライトしました・・が・・このフライトは乗客は私一人!!!
搭乗したら「今日、君はクイーンだ、どこへ座ってもいいよ」なんて明るく言われて。
この飛行機には降下の時に宮殿の全貌が見える特等席があるのですが,そこにしっかり座って、壮大な歴史遺産を空から堪能。
翌日のアブシンベル宮殿の中でもずっと一人。
ギザのピラミッドの中でもずっと一人。
何だか、古代王朝にタイムスリップするような気持ちになりました。
(観光立国エジプトはこのとき,海外から客が来なくてほんとに困っていました。けれど、エジプト人は抜けに明るくて強い。したたか。おもしろくて楽しい思い出がたくさんある旅でしたね)



この体験から、人が旅をするには(人が移動するためには)平和と平穏。
これが不可欠と分かりました。
ウイルス、テロ、戦争。(+天変地異)
これらは人を萎縮させ、不安にさせ,固めます。
観光を国の主要な主要な産業(収入源)にしてはいけないのです。
不安定きわまりない。

生活に必要な大事な品々を他国に依存してはいけないのです。
今回それを思い知りました。
大切なものは自分でつくらないといけない。
私たちは中国に、中国製品・作物にいつの間に多いに依存していました。
グローバル化が「善」としていわれて久しいですが、ここで立ち止まって、反省したり考えるときなのかなと思います。

安倍総理がいまだに中国からの渡航者を止めていない(中国の一部は汚染国からの日本人を入れないようになってきていますけど)ことに批判は多いです。さまざまな忖度もあるのでしょうが、この依存の現実があまりにも大きくて、止めたら国民が想像している以上に経済的大打撃を受けるということを考えてなのか、と。
それでも「命第一」ですから、止めてほしいですけど。
生きていれば、健康ならば、取り返しも挽回もできます。
戦後の焼け跡のようなところに生きるつもりで今後はやらないと行けない気がする・・・


こんなことをぼちぼち考えている休塾5日目。
みんなもぼちぼち勉強してね(^_^)

(答)
場所・・長岡大橋から見下ろした信濃川
何かというと、鴨たちの群れです










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