国語塾長、情報集めて考えます・書きます的ブログ

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水曜日に来る塾生へのメッセージ・・・3回目 ★お知らせあり

2020-03-18 10:51:30 | 日記
★今後についてのお知らせ★
3月は、4週目にきていただくかも、とお知らせしていました。
しかし、すべて休塾とします。
ただ、2月末のテストや連絡ファイル渡し、小学校卒業した塾生達へのささやかなお祝い品、今後のことのお知らせなどお渡ししたいものがあります。
来週25日(水曜)26日(木曜)27日(金曜)28日(土曜)と,自分の来る曜日の指定時間に来塾していただこうと考えております。
指定時間や細かいお知らせは,ブログに載せますのでご覧ください。
よろしくお願いします。

再開は、4月4日(土)からと考えております。
手洗い、マスク、換気、机間距離などを考えながら再開できたらと思います。
もちろん、政府より非常事態宣言が出された場合は、休塾継続となります。




*イルカ1
日記帳にやったことや考えたことを書きましょう。
枚数は2ページは書きましょう。
1日おきにかけるといいね。
イルカさんの大きな目標は「作文を、さらさらさっと、楽しくかけること」です。
必ず、下書きメモを書いて、書く順番や中心をつくってね。



*クジラ2グループへ

テキストの「杜子春 芥川龍之介」をやりましょう。
音読を1回すること。
その後は、問題をやりつつ読み進める。
時間は35分程度。
お話は、唐(昔の中国の国名)のお金持ちの息子の杜子春、お金を使い果たしてしまったら哀れな身分になって、友だちもいなくなった、という設定です。
そして仙人になろうとしますが、そこで試練が待っている・・・
「心」を試されるのです。
ちなみに、芥川龍之介は,クジラ1のテキストで「蜘蛛の糸」をやりました。
大正時代の有名な小説家で、心の病気になり自殺しました。
この物語は息子達のために書いたお話です。
意外と難しいのは(3)です。
擬音語、擬態語といわれる言葉ですが、使い方が限られているものがあります。


さえずりは「小鳥がさえずる」としか使いません。
ただ,例外的に・・・クジラの舌の料理は「さえずり」といいますよ。
ただし、これは名詞です。
「いななく」は馬。

しんしん・・・雪がしんしんと降る。
       夜がしんしんと更ける
はらはら・・・涙をはらはらとこぼす
       桜の花がはらはらと散る。
ほんのり・・・母の顔が少しのワインでほんのり色づいている。
       桜のつぼみがほんのりと色ずく。

(5)(6)は短作文ですね。
(5)・・・どうして、ときかれているので、答の文末は「ので」「から」
 気持ちの変化を書くこと ヒントは以下
 初めは・・・・・と思っていたが、・・・・のことに気がついたから
(6)・・・どういう気持ち,どんな決意が大切





*イッサ2のグループへ
 テキストの09「自由と愛と 真下信一」をやろう。
  テキストに直書きでいいので自学しよう。
  最初の5分で、素早く集中音読。(分からない漢字・語句がある場合は、調べるか、聞く)
  2回目は読み進めながら問題をする。時間は30分程度。
  論説文最後の問題です。  
  テーマは、論理を正確につかむこと。
  記述問について、ヒントを書きます。
まず問2
 ここは、書き抜きです。
こういう書き抜きは、文脈,つまり文の流れのかなで見つけ出してください。
つまり
哲学者ベーコンは 「知は力なり」と言いました。
 ここから文の流れは始まります。
 答は読み進めていく先(文の流れていく先)にあり、と言うことです。
 更に「力」つながりに目をつけてくださいね。

次に問4の35字問
これは抜き出しではないです。
まず、条件をしっかり把握
 本当の「知」とはどういうものであるといっているのか。
 答は「・・・・・・もの」となります。
それと「主体」と「苦しみ」の2語の使用です。
この条件が、答の場所探しのヒントをくれていますね。
それに、「本当の『知』とは、こういうものであって・・・」とあるので、「こういうもの」に注目。こう・・つまりこの指示語で答にあたる文(答を作る文)は前にありそう、と分かります。

最後に問7
最後の段落の空欄であることに注目。
ここは作者の主張・・・につながる言葉探しです。
最後の段落は「ところが」という接続詞で始まっています。
そして"not for money,not for fame ,not for power."(わざわざ お金のためではない メイセイのためではない,権力のためではない)と文がつながります。
この英文(の意味)とイコールになる言い換えの語句を探せ!と言うことです。
言い換えはどれ?の典型的な問ですね。

(ちょこっと豆知識)
北海道の農学校にやってきたクラーク先生
「Boys be ambitious!」少年と大志を抱け
この言葉であまりにも有名。
明治時代のお雇い外国人。

ウィリアム・スミス・クラーク(William Smith Clark、1826年7月31日 - 1886年3月9日)、アメリカ人の教育者。 1876年(明治9年)札幌農学校(現北海道大学)開校。初代教頭。
専門の植物学だけでなく、自然科学一般を英語で教えた。
この他には学生達に聖書を配り、キリスト教についても講じた。
のちに学生たちは「イエスを信じる者の誓約」に次々と署名し、キリスト教の信仰に入る決心をした。
(WIKIより)




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