朝、手押しの芝刈り機で早めの芝刈り。葉だけなら楽に軽く刈れる。遅くなって茎が伸びてくるとなかなか重い。
そうなると、電動芝刈り機は負荷が掛かりすぎてブレーカーが直ぐに落ちる。落ちると３０秒待たなければ復旧しない。動いているより待ち時間の方が長くなって使わなくなった。今なら使えるかも知れないが、手押しの方が機動性が良い。無用の長物を買うのはいつものことだ。
手押しも刈り込み鋏も研ぎ直さなければ、よほど切れなくなった。
エアコン取付工事の後片付けをした。軽いので空き缶かと思ったら、十薬が入っていた。２年前のものだろう。
良い香り（個人的感想）がしたので煎じた。 
ステンレスや鉄は駄目なので専用の琺瑯鍋を買ってある。まだ無用の長物にはなっていない。
グツグツしないよう弱火で半量まで煎じ詰めるのは結構根気が要る。暇な年寄りの専業たる由縁だろうが、私は人が思うほど暇ではないと、自分では思っている。芝刈り中、弱火で２０分タイマーにしておいたらコーヒーくらいの色合いになった。個人的にはルイボスティーより好きだ。
午後は古文書講座に行った。県立図書館蔵の「阿淡孝子伝」中の別枝山佐兵衛というスーパーボランティアのくだりが教材だった。ふりがなや挿絵があって、子供にも読めるよう配慮したからだという。たかだか２００年前の子供達が読んでいた物に悪戦苦闘するのも一興だ。
歴史好きでも無いのに何が面白くて通うのだろう。暗号解読に通じるもの、一種のアハ体験ではないか。スラスラ読める頃には興味が無くなるかも知れない。（教材をアップすることは控えます。）