ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

奇妙な生き物-7(ヒラムシ、カメノテの脱皮)

2019年06月14日 20時05分30秒 | 海水魚

 水槽に5L足し水をした。ついでに、石や貝に付いた海藻を落とした。海藻や苔が増えると水槽の中が暗く重い雰囲気になる。
 伏せたシャコ貝の殻は、アケボノハゼとクロユリハゼの隠れ家なので滅多に動かさないが、取り出してみると天井にヒラムシがいた。

 奥の岩影にいた奴だろう、あやうく水を掛けるところだった。

 貝殻に塩水を入れてしばらく観察した。アメフラシのように柔らかいのかと思ったが、堅くて、さながらキクラゲのようだった。食べたいとは思わない。

 水槽に戻すと、明るい所は嫌いなんだろう、奥の方へ這っていった。速度はカタツムリくらい。ウニの方が速い。

 夕方の食餌時にはヒラムシの姿は無く、カメノテが脱皮していた。

 初めて見た。これは食べたことがある。

 追記:ヒラムシでもウミウシでもなくオトメガサだった。(2022/1/8)