ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

アランフェス協奏曲

2021年01月24日 20時53分50秒 | 日記

 徳島交響楽団のニューイヤーコンサートを聴きに行った。会場の鳴門市文化会館は、娘が中学校で吹奏楽をやっていたときに何度か行ったことがある。この4月から改修工事のためにしばらく休館するらしい。
 早めに行って駐車場で昼食を摂ることにした。サンドイッチはいつもながらの卵サンドとハムサンド。コーヒーをポットに入れると、嫌な匂いが残るので、コンビニで買うことにした。ファミマでコーヒーを入れていると隣の女性がじろじろ見るので、マスクをし忘れたことに気が付いた。息をするだけならまず問題ないだろうが、そうは言えない。
 コロナが再燃している北京では、タバコを買いに出た男が街灯に縛りつけられていた。笑ってはいられない。日本では懲役刑になるかも知れないのだ。

 遠路鳴門まで聴きに行ったのは、川竹門下の徳永真一郎さんが「アランフェス協奏曲」をやるからだ。

 演奏は文句なしに良かったが、ギターの音が小さかったと仲間内で話していると、生演奏はあれくらいが良いのだと師匠は仰る。協奏曲とはそんなものかも知れないが、ギターを聴きたいギターファンには少々物足りない。
 徳永さんのアンコールは「アルハンブラの想い出」。オーケストラは「ラデツキー行進曲」、さながらウィーンフィルである。
 
 卵サンドに混ぜ込んだパクチーの風味が全く無かったことも物足りなかった。(嗅覚は正常である。)