ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

忘れ難い不愉快

2020年05月16日 21時55分00秒 | 日記

 キュウリと大根の糠漬けを母が初めてうまいと言った。3日前に糠と塩を入れ足したので酸味が薄まったのが幸いしたようだ。正直なところ塩加減や漬け加減はチャレンジの段階だ。
 糠の在庫が無くなったのでいつものコイン精米所に出向いた。糠溜まりは綺麗に掃除されていた。

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 「米踏まんのに糠があるわけ無いわよ、ヒャッヒャッ」と先客の二人が嗤った。当のご婦人方も精米はせずに糠だけ取りに来たのに、一足早かったのを勝ち誇ったようだ。
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 精米所に行く度に数年前の出来事を想い出して不愉快な気分になる。条件反射のように想い出す自分にもイラつく。逆の立場になったら半分あげようと思うがそんな機会はないだろう。


 きょうはキュウリとキャベツを漬けた。  


スイカの花(r 6.8km)

2020年05月15日 20時16分48秒 | 土いじり

 6時に目が覚めて、まだ早いので一眠りしたら8時半になった。この頃は怠惰な朝が多い。
 五体が強ばっているので、錆びた機械を始動するように四肢から体幹へ徐々にほぐしていくと、やがて血液でもリンパ液でもない潤滑油が浸み渡り、ようよう起き上がる気になる。毎朝の儀式だ。そのうち潤滑油も枯渇する日が来るだろう。

 外がなにやら騒がしい。

 電柱を交換するための準備作業をしていた。まだまだ使えそうだが、微妙に傾いているようでもある。

 スイカの花が咲いた。

 雌花ひとつ、雄花はまだ無い。

 珈琲店のマスターは決まって「走ってますか」と聞く。「はい」と答えると「ほーう」と言う、儀式のように。きょうは「スクワットはきつかった」と続いたので、私は初めて「ほーう」と返した。

 そんなやり取りがひっかかっていたので無理矢理走ったら朝からの頭痛が治った。6.8km。


あわない、あわてない

2020年05月14日 20時57分40秒 | 土いじり

 刈り取った芝を痩せた砂地にすき込む。

 たいして緑肥効果はないだろうが、ゴミ出しするよりはいいかと思う。

 瓢箪の種から根が出てきた。

 指南書どおり、プランターに下ろした。

 オクラの苗をまた植え替えた。

 4月早々に走りの苗をいろいろ買って植えたが、結局全部駄目になって2度、3度植え替える羽目になった。急いては事をし損ずる。

 緊急事態宣言は解除されたが急いてはいけない。


アベノマスク(r 9.7km)

2020年05月13日 21時18分09秒 | ジョギング

 芝が余り伸びないうちに刈り込んだ。

 我が家よりも広い芝生のあるご近所さんが、自走式のエンジン芝刈り機を貸してあげると言ってくれたが、世辞だろうし借りる気もない。
 手押し芝刈り機の刃幅は25cmだが、半分重ねて刈るので12.5cmずつしか進まない。全部刈るのにどれくらいの距離を押すのか気になっていた。荒計算したら1kmちょっとに過ぎない。たいしたことはない。

 大阪にいる娘にはアベノマスクが届いたそうだ。田舎は後回しなんだろうか、今頃送ってくれてもなあ。
 どこからどう調達するのか、テレビに写るエライ人達は毎回おしゃれなマスクに取っ替えている。明らかにネクタイとコーディネートしているのは興醒めだし、寸足らず感のあるマスクを相変わらずしている首相の愚直さはちょっとイタイ。

 心肺機能を鍛えるためにマスクをして走る人は以前からいたが、いま都会ではコロナ対策でジョギング中もマスクが必需らしい。さらに左右2m、前後10mの間隔を取ることが推奨されているとか。実際には風向きも考慮するべきだろう。
 農道を走るのにマスクは必要ない。今更送ってくれなくても・・・・・。

 そろそろスジエビが沸く頃なので、ジョギングコースの潮だまりを覗いた。エビは見えなかったが5cm程のカレイを見つけた。手で押さえて、近くに転がっていたビンに入れて持ち帰った。

 餌付いてくれれば良いが、砂地ではないのが可哀想だ。9.7km。


不要不急の尺度

2020年05月12日 20時41分53秒 | 日記

 今日はよく待った1日だった。
 9時に母を病院へ。9時半の予約だったが2時間待ちで、薬を貰えたのは11時半。次回は投薬だけにして貰う。
 おそらく、4月に替わった担当医師が丁寧に診察しているからだろう。コロナ禍の影響で医療従事者が減ったりしないだろうか。

 急に暑くなって、伸びた髪が鬱陶しい。コロナがもう少し治まってからと思っていたが、我慢できずに床屋に行った。1000円理容で1時間待ち。私の後に来る人は少なく、一番間の悪い時間帯に行ったようだ。
 高校生の頃から就職するまで、床屋に行った事が無かった。櫛形のトリマーとすきバサミを使って自分でカットしていた。当時は長髪が流行っていたので、少々の虎刈りはさほど気にならなかった(という思い込み)。就職を控えて数年ぶりに行ったとき、店主が呆れていたから余程酷かったのだろう。
 「どれくらい?」。
 私は2か月ぶりなので「2cm、横も刈り上げて」。
 隣の御仁が「1mm。2mmでもええよ」と言ったので理容師も息を飲んだようだ。「不要不急だろ」 とツッコミたくなった。


 カットされたタンポポが頑張っていた。