思い出の散歩道

家の中に居ると、熱気で頭がボーッっとなりそうなので、
風にあたりたくて、着の身着のまま、外に出ました。　
そして何気なく、昔の散歩コースを歩いて行きました。




昔、親切にしてくれた、少し離れたご近所さんの家は、今は廃屋です。でも
優しかったおばちゃんが植えた、ノウゼンカズラの花が、塀から出て咲いていました。




家の横の藪の中には、藪苺（正式な名は知りません）の赤い実が可愛い。



新興団地に入ると、鉢の桔梗が目立つ家がありました。　ここもだいぶ落ち着いてきました。



道の横には小さな畑があり、野菜の中にひまわりの花。




団地を抜けると、道の向こうには、水田が広がります。



でも、今は水田が減り、野原状態の所が・・・寂しいです。



水田の端に、なぜか市民花壇が・・・そぐわない気がしますが・・・。




男の子が、犬の散歩をしていました。


こんな情景を見ると、胸が痛みます。この散歩道は逝ってしまった、私たちの犬の
散歩コースでした。　だから、今まで行かなかったのに・・・。
もう、3年以上の月日が流れましたが、思いだすと苦しくなります。

私たちを、あんなに好きだったのに、私たちは彼に何もしてあげなかった。
後悔が、ずっと付きまといます。　経験のある方達は、分かるのではないかしら。
もっと、もっと、可愛がってあげなければ、いけなかったな～。




彼の写真を、撮りました。ぼけてるな～。　優しいやさしい犬でした。　ロウちゃんと呼んでいました。
この、ブログのアドレス　rou daisuki aitaiyo そう言う意味なんだけど　会えないね。
自分のブログを作っているのに、泣けます。　　今は、九重の庭に眠っています。
もう、犬は飼えそうもありません。





この田んぼの横に、ポツンとねむの木があって、花が咲いていました。




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