漕手のやんごとなき日常

~立教大学体育会ボート部の日常を漕手目線で~

10月21日 全日本新人 1年 早川葵

2015-10-21 21:39:28 | 日記
こんばんは。
1年coxの早川葵です。
わたしは先日行われた全日本新人選手権大会に女子舵手付きクォドルプルのcoxとして出場させていただきました。
各県の代表として国体に出場していた漕手ばかりのクルーだったため、練習期間は2週間と短く、なかなか漕ぎが統一できなかったり、思い通りにいかず悩むことも多々ありました。ハイレートで長い距離を漕ぐ練習が足りなかったため、レースでは第2~第3クォーターの落ちが1番の課題となりました。
今大会でわたしが1番に感じたことは、当たり前のことではありますが、レースでは練習したことしか出せないということです。言い訳なんてで来ません。練習でできないことは大抵試合ではできませんし、練習でできていたことは大抵試合でもできるということです。もしできていなかったことが試合でできたのであれば、練習の成果が出たということでしょう。その逆で、もしできていたことが試合でできなかったのであれば、それは練習が足りなかったということです。
わたしはラダーリングが苦手なので、今大会はまっすぐ進めることを個人の課題としていました。しかし、前半はいいのですが、選手が疲れてきた中盤以降、まっすぐ進めることができませんでした。今後コンマ差を争うレースをするとき、わたしのラダーワーク一つで勝敗を決めてしまうかもしれません。コースのセンターでまっすぐ進めることは早くゴールするために大事になってきます。『ラダーを1度きると1秒遅くなる』と言われるくらいです。
コンマ差のレースをするとき、勝敗を分けるのは舵手だと思います。わたしはそのようなレースを経験したことがあります。ならば、勝利に近づけることができるのも舵手であると思います。漕手が最高のパフォーマンスを出せるよう、その環境を作るのは舵手です。
漕手、舵手共に言い訳のない、全力でやりきったと言うレースをし、最後は全員で笑える日を迎えるため、これから多くの部員はオフシーズンに突入します。

ですが、今週末行われる東日本新人にでる選手はまずは短いスパンで、東日本でのレースで最高のパフォーマンスをしなければなりません。そのために各クルー努力を重ねています。その姿を見るためにも、今週末の東日本新人、ぜひ戸田にお越しください。

長くなりましたがこれで終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次の日記は1年漕手の林原です!
それではおやすみなさい。